タツノオトシゴ、ウミウシ、エイ……。海には、面白い形をした生物がたくさんいますが、初めてそれらを見たときには、「えっ⁉ なんでこんなにアンバランスなの?笑」「泳げんの?」と衝撃を受けた記憶が……。

実は先日、とある漁港に立ち寄ったという山内創さん(@suymuc)。なにやら落とし物を発見したようで、近づいてみると……

ん? 確かになにか落ちていますね。

ん? もしやこれは!!!

まさかまさかのマンボウじゃないですか!

マンボウ落ちてるんだが!?!?
(@suymucより引用)

こんなところにマンボウが落ちているとは、びっくりですね。

この投稿に、「えっ、 えーーーーっ」「スゴい! 間違いなくマンボウ!!」「ま、マジか」「こんなことってあるんだね!」と驚きの声が続出。また、「うまそー」「食べちゃおう」というコメントも。実はマンボウって、一部の地域では普通にスーパーでも売られているんですよね。東北出身の筆者も、何度か食べたことがあります。

実は、発見者である山内創さんは、北海道の北見市にある「北の大地の水族館(山の水族館)」の館長さん。海の生物に詳しい館長さんが、予期せずマンボウに遭遇したときにどんなリアクションをされたのか……、お話を伺いました。

ツイ主さんに聞いてみた

―― マンボウを発見したときのシチュエーションを詳しく教えていただけないでしょうか?

急きょ、休暇になったため大学時代を過ごした三陸沿岸に旅行に行きました。大学のあった大船渡市三陸町の越喜来半島にある首崎灯台周辺を散策するため車で向かっていると、灯台へ続く道が通行止めに。そのため、予定を変更し、小壁漁港に車で降りたところ発見しました。

※大学は東日本大震災でキャンパスが移行し、現在は研究所が残っています

―― マンボウが落ちているのを見つけたときの気持ちを教えてください。

「マンボウ……? マンボウ!?」って感じでとにかくびっくりしましたが、三陸沿岸ではマンボウを食べる習慣もあるので、生息していることは知っていました。また、学生時代にここでクジラが座礁していたこともあるので、やっぱり小壁漁港は面白いなという気持ちでした。

―― 大きな反響がございますが、率直な感想をお聞かせください!

学生時代を過ごした大好きな三陸町越喜来の面白さ・すごさが多くの人に伝わってうれしいです。


水族館の館長さんが完全プライベートで発信されている山内創さん(@suymuc)のTwitter。海の生物のことはもちろんのこと、その土地のおいしい物とか、どこか懐かしさを感じる景色とか、興味深い投稿が満載です。気になる方はぜひ、じっくりとのぞいてみてくださいね。