農林畜水産物の産直サービス「産直アウル」は、これから旬を迎える『みかんの味の好み』について、インターネットにて全国のTwitterユーザー、「産直アウル」登録ユーザー2,566名に2022年10月26日~10月31日調査した結果を公開した。

  • みかん極あま派VSあま酸っぱ派大調査

調査開始から「極あま派」の優勢が続いていたが、最終結果は「極あま派」が58.7%、「あま酸っぱ派」が41.3%で「極あま派」の勝利となった。

  • 極あま派があま酸っぱ派を上回る結果に

極あま派で特に多かった理由は「酸っぱいのが苦手」という声。そのほか「果物なのに甘くないとおかしい」という果物の甘さに対する熱い想いを感じる意見も見られた。また、「幸せを感じるから」「甘さは生産者の努力の証」という言葉もあった。

一方のあま酸っぱ派には、「酸味があった方がみかんらしさや味の濃さを感じるから」といった声や、「バランスが大事」という声が多く見られた。また、「子供の頃、故郷で食べた思い出の味だから」と懐かしさを感じる人も多く、中には「最近は甘いばかりで…」と酸味を求める切実な意見や、「お酒に合う」という珍しい意見もあった。「極あま派」が多い結果となりましたが比率は6:4で「あま酸っぱ派」も少数派とは言えない結果となった。

  • 全国エリア別勢力図

さらにユーザー1,662名に対してアンケートを行い全国エリア別の好みを調査した。結果は全国的に「極あま派」が多い中、九州地方のみ「あま酸っぱ派」が53.3%と「極あま派」を上回る結果となった。また、僅差で負けてしまったものの、四国地方も「あま酸っぱ派」の割合が他の地方より多かった。

  • みかんを美味しく食べる工夫は?

産直アウルユーザーに対してみかんを美味しく食べるための工夫を尋ねると、手で揉んだりコロコロしたり、刺激を与えてから食べるという回答が多くみられた。甘くするために「りんごと一緒に置く」という工夫や、「自転車の前カゴに乗せて一緒にお散歩するとおいしくなる!」という珍回答も。また、小玉をひと口で食べる、3ふさを丸ごと口に入れる、など大きいまま頬張る食べ方はジューシーさが味わえるという回答や、ヘタの方から十字に割って皮からふさを剥がしとる「有田むき」「和歌山むき」と呼ばれるむき方が、手を汚さずに簡単にスジが取れ、大きいまま口に入れられるので満足度が高いという回答もあり、みかん好きの「美味しく食べたい! 」という熱い想いが集った。