フジテレビお昼の生バラエティ番組『ぽかぽか』(1月9日スタート、毎週月~金曜11:45~)のMCを担当する神田愛花。NHK出身のフリーアナウンサーとしてコメンテーターなどを務めながら、独特のコメントでバラエティでも引っ張りだこだが、帯番組の生放送MCという挑戦に、どのように臨もうとしているのか。

オファーを受けてからの心境変化や、番組で会いたい人・やりたいこと、そして意気込みなどを、丁寧な口調ながらユーモアあふれる言い回しで語ってくれた――。

  • 『ぽかぽか』のMCを担当する神田愛花

    『ぽかぽか』のMCを担当する神田愛花

■“打診”から“本決まり”に「ついにこの日が来てしまった」

――今回のオファーを受けたときは、どんな心境でしたか?

最初にお話を頂いたときは「打診」という感じだったんです。本決まりではないですし、まさか自分にこんな大きなお話が来るなんて思っていなかったので、きっとこの話はなくなるんだろうな思って、マネージャーさんに「本決まりのご依頼が来るまでは、もう耳に入れないでください」と言って、一生懸命忘れるように日々生活しておりました。

そしたらある日、本決まりのご依頼が来まして、そこからしばらくは「私にはちょっと荷が重い…」というのが正直なところだったので、「やれんのかおい!」と自分に問いただしまして、事務所のチーフや社長とも会話をしました。そしたら、「フジテレビの皆さんが誠心誠意受け止めてくださる」というお話を聞きましたので、ぜひ受けさせていただこうと思って、決心したところです。

――やはり驚きも大きかったですか?

驚きましたし、ちょっと恐れていたものですから、「ついにこの日が来てしまった」とも思いました。それに、42歳になってフリーなって初めて帯でやらせていただけるということですが、30代後半ぐらいからたまにひざが痛いとか、体力的にもいけるのか?っていうのをすごく問いただしました。

――3時間という長丁場で帯の生放送ですから、体力面の心配はありますか。

今のところ大きな病気をせずにここまで過ごしてこられたので、本当に両親に感謝しているんですけども、体調を崩すとしたらこの年齢から先だと思うんですよ。なのでちゃんとこまめに人間ドックに行くということは、夫(バナナマン・日村勇紀)ともですけども、やりたいなと思っています。

あと、今まで結構ロケとかで朝がすごく早かったり、ご飯が食べられない時間帯があったりすることがあったのですが、毎日決まった時間のお仕事となると結構リズムがとりやすくなりますので、食生活はちゃんと整えていこうかなと思っています。

――ジムに通ったり、スポーツなどはされていないのですか?

全くしてないんですよね。でも、外にいることが好きで、ひたすら歩くということはしています。例えばお買い物をしていて、原宿のお店でないものが新宿の伊勢丹にありますよと言われると、原宿から新宿まで歩いたりとか、豊洲から銀座・有楽町まで歩いたりとか、そういうことは日常で好きなのでやっているのですが、特段スポーツっていうのはやっておりませんね。掃除するときは床の雑巾がけもやりますから、そうやって家事をしながら体力をつけていきたいなというのはあります。

――周囲の方の反響は、いかがでしたか?

決まってから、母と夫に報告させていただきました。母はびっくりして、そんな大きな仕事が娘に来るとは思ってないものですから、「今さら愛花に何の用なの!?」みたいな感じでした(笑)

  • ともにMCを務めるハライチ

■LINEを交換してくれないハライチ

――オファーから時間が経って、現在の心境としては、いかがですか?

ハライチさんとご一緒させていただけるということで、おふたりがいてくだされば、もう大船に乗った気持ちで、すごく気楽に考えさせていただいています。

――そのハライチさんの印象はいかがでしょうか?

おふたりのやりとりがすごく面白いので、それを毎日横で見られるということは、すごく楽しみです。それと、おふたりともすごく話しやすいと私は思ってるんですけど、あちらが私のことをどう思ってるかは、ちょっとまだ確認してないです(笑)

――今回のお話が決まってから、ハライチさんとはお話をされましたか?

岩井(勇気)さんとは別の民放さんのスタジオでご一緒させていただき、先日ロケで澤部(佑)さんとご一緒させていただきまして、「このお話が決まってから初めてですね」という話をさせていただいて、「とにかく楽しくやりましょうね」という話で収まりました。まだお互いに全部を詳しく把握しているわけではないものですから、とにかく一番大事なのは「楽しくやろうね」っていうことでお話をして参りました。

――スタート前に、ハライチさんとやっておきたいことはありますか?

私はLINEを交換して、3人でグループLINEみたいにして「頑張りましょうね」ってやりたかったんですけど、澤部さんから「それは焦らず、おいおいでいいんじゃないですか?」と言われまして。私は1人なものですから、ちょっと寂しいなと感じています。