早いもので、今年もまもなく12月を迎えようとしています。気温も下がり、陽が沈むのもだいぶ早くなってきました。

もちろん、そんなことは日本中の誰もが感じ取っていることかと思いますが、実はこの日照時間には、住んでいる地域によってかなりの“ズレ”があることをご存知でしょうか?

  • ※画像はイメージです。

最近、東日本に旅行に来た西日本の方がみんな口を揃えて「東日本は17時で真っ暗になってしまう」と言うのを見て、東日本民の私にとっては当たり前である17時で真っ暗が意外にも西日本の方にとっては普通ではないとうことがわかった。日本の広さを感じる。 (@Y_syatsu_trainより引用)

このツイートの投稿主は「Yシャツ(@Y_syatsu_train)」さん。西日本に住む方たちが東日本へ旅行にきたときに、「東日本は17時で真っ暗になってしまう」と口を揃えて言っているのを目にしたそうです。

東日本に住む人にとって、17時にもなれば陽が落ちて暗くなるのは当たり前の日常です。しかし、西日本に住む方からすると、それはちょっと早すぎるのだとか。

「小さな島国」と呼ばれることもある日本ですが、当然、緯度・経度は東西南北でそれぞれ異なります。

北海道・札幌市の11月下旬の日の入りは16時頃なのに対して、沖縄・那覇市の日の入りは17時半過ぎと、なんと同じ日本国内でも1時間半もの差が生じているんです。

そう考えると、Yシャツさんの言うように「日本の広さ」を感じさせられますよね。

ツイッター上ではこの発見にとても多くの共感が集まり、ツイートは1万件のリツイート、1.6万件のいいねを獲得(11月28日時点)。数々のコメントも寄せられました。

「日本って世界地図ではメルカトル図法の影響でものすごく小さな島国のように錯覚するけど実は意外と大きいのがこういうとこからもわかって面白」

「数年前のGWに福岡行った時 夕方過ぎても全然明るくてびっくししたなあ」

「マジ北海道に最初行った時、朝4時の明るさが昼間くらいあったもん。時計壊れてるんか?と思ってテレビ何チャンネルか回した覚えある」

「逆に東京から大阪に来た自分は、初めての冬、NHKの17時のニュースに映る東京が真っ暗なのに窓の外はまだ薄明るくてびっくりした思い出。そりゃあ文化も違うよなって」

「やっぱりそうなんだな。先日の舞鶴もいつまでも明るいと思ったけど錯覚じゃなかった」

「16時半に真っ暗になる世界線を西日本の人間は知らないのか…」

「九州にいたころ関東の祖父母と電話していて『こっちはもう夜だ』『えっそうなのまだ明るいよ?!』と話して驚いたのを思い出しました。日本って案外、意外と結構広いんだよね」

「逆に関東の朝、太陽早く出過ぎて最初遅刻したと思って飛び起きてた」

みなさん、多かれ少なかれ似たような経験をお持ちのようです。今後、遠方を訪れる機会があれば、日の入り時間にも注目してみると面白いかもしれませんね♪