子どもの好きなものは成長と共に変わってくるもの。前に喜んでいたものを買ってきたら、既にブームが過ぎ去っていた……というご経験をもつ親御さんも多いのではないでしょうか。それがプレゼントだった時、どう反応すれば良いのか子どもやパパママも迷いますよね。

その模範となるような会話がトリッシュさん(@torish935)のお子さんたちの中で繰り広げられたようです。その当時の状況を説明したツイートが話題になっています。

ばあばがくれてた包装紙をあけた長男5才の顔が一瞬で曇る。
「もうアンパンマンは恥ずかしい」

「そういうのあるよね。じゃばあばに何てお礼言おうか?」と聞くとモジモジ。
「じゃアタシ履く」と次女4才。
「ばあばには、素直に言おう。」と長女7才

結果

「ばあば靴下ありがと! ボクはアンパンマンが恥ずかしくなったから、これは妹が履くようにするね。今はポケモンと恐竜がすきなんだ」と長男が言い、次女はその靴下を履いて見せてた

私が何も口ださずとも、三人で話し合ってこんな形でまとまった

ばあばは子供の素直さに喜んでた

たとえ気に入らないものでも、くれた相手にはきちんとお礼を伝え、正直な気持ちを話し、頂いた物をどう活用するかまで考える。
これは子供らにとって、とてもいい経験だと思う
どんな時も、相手が自分を思ってくれてる! と、まず感謝することが大切ね
後日この靴下が届いたよ。ばあば、ありがと
(@torish935より引用)

  • (@torish935より引用)

  • (@torish935より引用)

とっても素敵なエピソードですね。子どもたちだけで話し合い、お互いが良い気持ちになれるような結果を導き出せることがすごいです。大人でも中々できないですよね。

こちらのツイートに7.3万件のいいねが寄せられ(11/21時点)、リプ欄には「感心しました。素敵なお話!」「お子さまとお母さまとおばあさまにほっこりしました」「勉強になりました。素敵なお子さんたちにありがとうございます!」「私自身すごくハッとさせられました」といった声が多く寄せられています。

とっても素直な3人のお子さん。普段どのように声かけをしているか気になりますね。ママであるトリッシュさんにお話を伺いました。

ーー普段から、お子さんたちは3人で話し合って決めるようなことがよくあるのでしょうか?
何かしら問題が発生した時は、まず子ども達で話し合っているようです。以前、長男がごみ箱を踏み台にしてしまい割れちゃって、それを私に謝りにくる時の話です。

申し訳なさそうな長男を真ん中して謝りに来た3人。「ごめんなさい割っちゃった」と謝る長男。「わざとじゃないよ」というフォローを次女、「乗ると割れる事を知らなかったんだけなの」というフォローを長女がするということがありました。

その時もツイッターで反響が大きかったのを覚えています

ーー相手を思いやる素敵なお子さんたちですが、トリッシュさんが意識してされている声掛けや接し方などはありますか?
特別なことは何もなくて、ただ「子ども達をよくみる(見る観る診る)」ようにはしています。あとは子どもはもちろん、自分自身も素直であるように、そういられるような環境作りが大事だと常に思っています。

ーー今回のツイートに多くの反響が寄せられていますが、率直な感想を教えてください。
まさかこんなに反響頂けるとは思ってもいなかったです。一般家庭のごくごく些細な1コマですしね。子育てって、こんな小さな事の積み重ねが大事なんだなって、改めて実感しました。同時に温かいコメントをたくさん頂いて、励みにもなり嬉しくもあり。素直にかなり喜んでいます!


子どもの素直さは大人も見習いたいところがたくさんありますよね! トリッシュさんのおっしゃる「自分自身も素直になる」ことはとっても大事なことなので、心に留めておきたいと思います。

そのことに改めて気づかせてくれたトリッシュさんやお子さん、おばあさまに感謝したいです!