キャリアデザインセンターは11月24日、「Web面接」に関する調査結果を発表した。調査は10月12日~23日、同社運営の転職サイト「女の転職type」会員556名を対象にWEBアンケート方式にて行われた。

  • Web面接で悪かった点

    Web面接で悪かった点

Web面接をしたことが「ある」(57.6%)と回答した人に、Web面接でよかった点を教えてもらったところ、「交通費がかからない」(88.4%)と「移動時間がかからない」(85.3%)が突出して高い結果に。また、「あまり緊張せずに済む」(29.2%)や「カンペを準備しておける」(28.5%)も約3割の人が回答するなど、Web面接の良さは気軽さにあるよう。

一方、Web面接で悪かったこと(困ったこと)については、「通信が不安定だった」(42.7%)や「カメラ映りが悪かった」「話すタイミングがつかみづらかった」(ともに38.1%)が多かった。

  • Web面接をするにあたって準備したこと

    Web面接をするにあたって準備したこと

続いて、Web面接をするにあたって準備したことを教えてもらったところ、1位「カメラ映りや音量のチェック」(67.8%)、2位「通信状態のチェック」(61.9%)、3位「部屋の片づけ」(55.9%)が上位となったほか、「カンペ」(23.8%)を準備している人も2割強いることが明らかに。

また、13.4%の人が、「就業(勤務)時間中に、こっそりWeb面接を受けたことがある」と回答。同社が実施したリモートワークに関する調査によると、4人に1人がリモートワークをしていることから、就業時間中にWeb面接を受けやすい環境も整っていることがうかがえた。

  • sWebと対面、面接はどのように受けたいか

    Webと対面、面接はどのように受けたいか

次に、Web面接時の身だしなみについて尋ねたところ、「上下とも身だしなみを整えた」が52.8%と過半数になっているものの、44.3%が「上半身だけ身だしなみを整えた」と回答。同社リモートワークに関する調査でも、リモートワーク中の約3割の人が「下半身パジャマ」の経験を持っており、Web面接時も画面に映らない部分は気が緩みがちな状況が見て取れた。

また、Webと対面、面接はどのように受けたいかと聞くと、「一次や二次はWeb、最終は対面」が最も多く41.2%、次いで「とくに希望はない」(25.2%)、「一次~最終まで、すべてWeb」(18.3%)と続いた。