MMDLaboは11月18日、「2022年通信障害に関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月18日~25日、通信障害によって影響を受けたことがある15歳~69歳の男女6,424名を対象にインターネットで行われた。

  • スマートフォンの通信が繋がらなくなったときの対応

    スマートフォンの通信が繋がらなくなったときの対応

調査によると、通信障害によって何かしらの「影響を受けた」人は33.5%。そのうち、スマートフォンの通信が繋がらなくなったときに「何かしらの対応をした」人は73.5%という結果に。具体的な対応としては、「自宅のWi-Fi等でデータ通信した(音声通話・ビデオ電話以外)」(36.7%)、「復旧するまでニュースで情報を得ながら待機した」(34.6%)、「自宅のWi-Fi等で音声通話・ビデオ電話の通話アプリを使って通話した」(26.6%)が上位となった。

  • 通信障害があるリスクを踏まえ検討していること

    通信障害があるリスクを踏まえ検討していること

また、「通信障害があるリスクを踏まえ検討していること」を聞いたところ、「メインと違う通信会社をサブ回線として契約する」が22.3%と最も多く、次いで「デュアルSIMやeSIM対応の端末を購入」(21.4%)、「最寄りの無料で繋がるWi-Fiスポットの確認」(18.8%)という結果に。

2番目に多かった「eSIM」と「デュアルSIM」について、まず、「eSIM」の利用状況を聞いたところ、49.9%が「全く知らない」と回答。ファネル構造でみると、「認知」は50.0%、「内容理解」は33.9%、「利用経験」は16.0%という結果に。

一方、「デュアルSIM」についても、およそ半数にあたる51.0%が「全く知らない」と回答。ファネル構造でみると、「認知」は49.1%、「内容理解」は32.8%、「利用経験」は11.0%となった。