夫婦やパートナーとのお金の管理方法は大きく分けて3つのタイプに分けることができます。
タイプ1. 合算管理
口座を一緒にして全収入を1つにまとめ、その中でやりくりする「まとめ管理」です。家計全体を把握することができ、何にいくら使ったかが見えやすいので、ムダを省いて節約しやすいのがメリット。貯金も計画的に、早く多く貯めることができます。
タイプ2. 折半管理
例えば月の生活費を20万円と決めたら、それを夫婦で折半して出し合う方法です。月に貯蓄する額も決め、それも2人で出し合います。それらを出した残りは個人のお小遣いとして、おのおの自由に使うことができます。
タイプ3. 分担管理
「分担管理」とは、例えば「家賃と光熱費は夫が担当し、残りの生活費全般は妻にお任せ」など、適当にざっくりと分担を決めて管理する方法です。担当分を出した残りのお金は、おのおの自由に使います。貯蓄も各々で貯めるため、世帯としての貯蓄がわかりにくいという欠点があります。
一番貯まりやすいのはタイプ1ですが、共働き夫婦はタイプ2を採用していることが多いようです。 とはいえ、お互い目標を持ちつつ家計情報を共有することも大切です。最近はキャッシュレス化が進みつつあり、家計簿アプリを使って情報を共有することで管理がしやすくなります。
夫婦、カップルのお金の管理に便利なアプリ
お金の状況を共有したいところだけ共有できる「OsidOri(オシドリ)」
OsidOriは自分専用の「私のページ」と、ペアリングした相手と共同で閲覧・管理できる「2人のページ」で管理でき、自分専用ページは相手に見られることはありません。
アプリで口座やキャッシュレス決済を紐づけることで、収入や支出を共有することができます。現金派でも、「財布」機能を使うことで、現金管理を見える化することができます。 タイプ1、2、3どのタイプにも対応しているのもいいところです。
専用のカードで支払うだけで自動的に反映される「B /43 (ビーヨンサン)」
「B/43(ビー ヨンサン)」は、チャージ式のVisaプリペイドカードと家計簿アプリがセットになったサービスです。
夫婦やカップルで使う場合は、「B/43ペアカード」を申込ましょう。予算をチャージすることで、両方のカードに同額の残高が反映されます。それぞれがそのカードで支払いをすると同時に2つのカードの残高が減り、それと同時に支払い履歴が自動的に専用の家計簿アプリにまとまり、出費が見える化できるというわけです。二人で残高確認ができるため、使途不明金が減り、改善点が見つけやすくなります。
また、「外食」「旅行」「衣服」など使う目的ごとにお金を分けて管理することもできるので、支出管理にも役に立ちます。
クレジットカードの家族カードを作ることが難しい同棲カップルにもおすすめなサービスです。
共働き夫婦やカップルは、貯まりやすいタイミングながらも、出費がザルになってしまいがちです。新しいサービスを活用してカップルにありがちなお金の不満を減らしつつ、二人でお金を貯めていきましょう。