神戸市交通局は18日、地下鉄西神・山手線で活躍した1000形13号車の引退イベントを名谷車両基地にて12月2・4日に開催すると発表した。1000形13号車は今年10月に営業運転を終えたという。

  • 神戸市営地下鉄西神・山手線の車両1000形。新型車両への置換えにともない、残りわずかに

地下鉄西神・山手線の車両1000形は、1977(昭和52)年の地下鉄開業当初から走り続ける最も古株の車両。当時の最新技術が惜しみなく投入された高性能省エネ電車であり、地下鉄車両として日本で初めて全車にクーラーを装備した。1987(昭和62)年までに18編成108両を製造したが、現在は2編成のみとなっている。

1000形13号車の引退イベントは、神戸市営地下鉄名谷車両基地にて、12月2日に10時から12時までと13時30分から15時30分までの2回、12月4日に9時30分から11時30分までと13時から15時まで、16時から18時までの3回開催。13号車の車内見学・吊り手狩り・車両工場見学などを予定している。

申込みは11月21~24日に専用のウェブページで実施。各回最大42人を募集する。参加費は8,200円(中学生以上)。小学生以下は大人1名につき1名まで無料となる。