小田急電鉄は、特急ロマンスカー・VSE(50000形)で一夜を過ごす特別ツアーの第2弾「VSEに乗って、5000形増備車の搬入を見に行こう!」を12月3日に実施すると発表した。

  • ロマンスカー・VSE(50000形)

「VSEに乗って、5000形増備車の搬入を見に行こう!」は、VSEで一夜を明かす体験と、2023年1月に運用開始予定の5000形増備車が搬入される様子の見学をセットにしたツアー。当日は新宿駅を22時頃に出発するVSEに乗り、沿線の夜景を車窓から楽しみつつ、車両輸送の現場である新松田駅へ向かう。走行中、車内アナウンスを通じて車両輸送の工程をレクチャーし、ツアーを盛り上げる。秦野駅で停車し、ホームからVSEを写真に収められる撮影タイムを設ける。

新松田駅では、通常立ち入れない終電後のホームで機関車のブロアー音を楽しみ、車両輸送の特殊作業を間近で見学する。その後、輸送されてきた車両の外観も観覧できる。見学後、車両輸送を担当したスタッフによる作業の解説をVSE車内で行い、早朝に新宿駅へ戻る行程となっている。

  • 搬入した5000形の整備風景イメージ

参加費は1人5万620円。OPクレジット会員は4万9,620円。いずれも1人でボックス4席を使用する。夕食(車中食の弁当)が付くほか、持ち帰りグッズとしてVSEひざ掛けブランケット、5000形アクリルツインキーホルダー、缶バッジ、D型硬券型記念乗車証をプレゼントする。募集人数は60人。11月1日12時30分から、小田急旅の予約サイトにて申込みを受け付ける。