特撮ドラマ『忍風戦隊ハリケンジャー』の20周年を記念し、新作オリジナル作品『忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th anniversary』が2023年初夏に期間限定上映、2023年10月25日にBlu-ray&DVD発売されることが発表された。

『忍風戦隊ハリケンジャー』は、2002年2月17日から2003年2月9日まで、テレビ朝日系列で放送された東映制作の特撮テレビドラマ。キャッチコピーは「人も知らず 世も知らず 影となりて悪を討つ!」。2013年には、番組終了から10周年を記念して、Vシネマによる続編『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』が制作された。

TVシリーズから20年、10YEARS AFTERから10年。まさかの20周年で「ハリケンジャー」新作オリジナル作品が誕生した。なんと今回、舞台は江戸時代。ありそうでなかった時代劇設定で「ハリケンジャー」=忍者のコンセプトが東映・京都撮影所の手によって実現した。メインキャストがふたたび集結し、現代と江戸時代のキャラクターを一人二役で熱演、時空を超えたヒーローを体現します。キャスト自ら演じるスピーディーで華麗な忍法アクションも必見。ハリケンジャーたちの先祖5名の忍者が、世界を滅ぼすと言われる「天翔石」をめぐって“ウラ七本槍”の最強最悪の敵、オイランダ&アウンジャと激闘を繰り広げる。

この度解禁されたティザーポスターは「華のお江戸にシュシュッと参上!」とコピーにあるように、江戸時代を思わせる建物の上にオリジナルキャラ・大江戸ハリケンレッドとハリケンジャー、ゴウライジャーが立ち並ぶ。もともとのモチーフが忍者であるだけに、満月の光差す夜の江戸の街に颯爽とあらわれたヒーローたちは世を忍びつつも映えており、戦隊ヒーローものでありながら、少し大人の雰囲気をまとったヴィジュアルとなっている。特報は、「人も知らず 世も知らず 影となりて悪を討つ!」と、いつもの決め台詞から始まり、忍者姿のメインキャスト5名が江戸バージョンの髷ラッパと戦闘するシーンが展開。本作で出現する最悪最強の敵“ウラ七本槍”のオイランダとアウンジャが登場するが、オイランダはまだ謎を秘めたまま。最後には主演の塩谷瞬が、本作オリジナルキャラクター「大江戸ハリケンレッド」に変身するシーンで締める。なぜ、彼らは忍者姿なのか?なぜハリケンジャー&ゴウライジャーが江戸時代に現れたのか?

『忍風戦隊ハリケンジャーでござる! シュシュッと20th anniversary』ストーリー

時は江戸時代、疾風流の忍者・鷹之介(塩谷 瞬)、なみ(長澤奈央)、吼太郎(山本康平)、迅雷流の一角(白川裕二郎)、一牙(姜 暢雄)の前に”ウラ七本槍”のオイランダ、アウンジャが出現し、迅雷流の二人が護衛する照姫が襲われる。照姫のもつ世界を滅ぼすと言われる“天翔石”を狙っていたのだ。一角、一牙では全く歯が立たず、万事休すかと思われた瞬間、未来からタイムスリップしてきたハリケンジャー、ゴウライジャーたちが突如現れ、激闘を繰り広げる。

パッケージ商品仕様は、通常版に加え、バンダイから制作が決定した「ハリケンジャイロ-MEMORIAL EDITION-」と連動が可能な「大江戸メダル版(初回生産限定)」もラインナップ。脚本は谷慶子氏、監督は渡辺勝也氏が担当する。

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