アイデムは10月25日、「仕事探しに関する調査」の結果を発表した。調査は9月2日~10月5日、同社運営サイト「イーアイデム」の会員で9月中に求人に応募した男女331名(男性43.2%、女性56.7%)を対象にインターネットで行われた。

  • 新型コロナウイルス感染症の影響

    新型コロナウイルス感染症の影響

今回仕事探しをしている理由に「新型コロナウイルス感染症の影響」があったかを聞いたところ、24.5%が「ある」と回答。調査以来、最も低い割合となり、「正社員」では19.0%と2割を切った。

  • その求人に応募した理由は?

    その求人に応募した理由は?

次に、正社員雇用希望者に、自身が応募した求人を選んだ理由を聞いたところ、「希望する仕事内容だから」(52.4%)、「自宅から通いやすいから」(47.6%)、「賃金が高いから」(30.2%)が上位に。男女別でみると、「男性」のほうが「転勤がない」「労働時間・通勤時間を気にせず柔軟な働き方が選べそう」が高く、「自己啓発・キャリア形成を支援してくれそう」に関しては男性のみが選択。一方、「女性」は「休日・休暇が取得しやすい環境」「福利厚生の充実」「雇用形態転換制度(正社員⇔パート等)がある」が男性よりも高く、「職場環境(従業員)が良い印象」「教育制度が充実していそう」は、女性しか選択していなかった。

一方、パート・アルバイト希望者が求人に応募した理由としては、「自宅から通いやすいから」(52.8%)、「希望の勤務時間数・日数が選べるから」(42.6%) 、「希望の勤務時間帯だから」(37.9%)が上位に。男女別では、女性のほうが男性よりも「扶養の範囲内で働けるから」が17.1ptも高かった。

  • 喫煙志向と就業場所での喫煙情報

    喫煙志向と就業場所での喫煙情報

次に、喫煙志向と求人応募の意志の関連性について調査を実施した。その結果、普段から「吸う」と回答したのは17.2%、「以前は吸っていたがやめた」は27.2%、もともと「吸わない」は55.6%と、8割程度がたばこを吸う習慣はないよう。

そこで、就業する場所での禁煙に関する情報によって、応募の有無に影響があるかを調べたところ、「応募する」が最も多かったのは「敷地内全面禁煙」で83.7%。次いで「屋内禁煙(喫煙室設置)」(75.8%)、「屋外喫煙可」(75.2%)と続く結果に。「喫煙可」に応募する人は46.8%と、半数を下回った。