ビジネスコーチは10月25日、「日本の課長調査」の結果を発表した。調査は8月25日~30日、全国の従業員数300人以上の企業に勤める20歳~69歳の課長を対象にインターネットで行われ、1,000名の有効サンプルを集計した。
個人年収を教えてもらったところ、「700万円~800万円未満」(15.4%)や「800万円~900万円未満」(14.0%)、「1,000万円~1,100万円未満」(14.7%)に多くの回答が集まり、平均は885.2万円という結果に。
貯蓄額については、「500万円~1,000万円未満」(17.3%)や「1,000万円~1,500万円未満」(12.9%)などに多くの回答が集まり、平均は1,550.2万円。業務内容別にみると、「経理」(2,551.5万円)が最も高く、次いで「企画」(1,938.8万円)、「人事」(1,722.0万円)と続いた。
また、課長のお小遣い額(月額)は平均5.7万円、平日のランチ代(1回)は平均630円、デートでの飲食代(1回)は平均で6,980円という結果に。
そこで、現在の自身の報酬に満足しているか聞いたところ、42.8%が「満足している」と回答。個人年収別にみると、「1,300万円~1,500万円未満の層」(79.6%)の満足度が最も高かった。
次に、部下との会話や飲みニケーションについて聴取した。まず、部下との会話が好きか聞いたところ、76.9%が「好き」と回答。業務内容別にみると、部下との会話が好きという人の割合は「人事」(82.9%)で最も高くなり、次いで「経理」(79.4%)、「技術」(78.8%)と続いた。
また、部下との飲みニケーションが好きか聞いたところ、56.6%が「好き」と回答。特に「営業」(63.4%)、「技術」(59.7%)、「人事」(56.1%)で高い割合を示した。
さらに、部下に飲食代をおごる頻度や金額について尋ねたところ、年間「0回」(22.8%)が最も高く、次いで「10回~19回」(16.8%)、「2回」(14.3%)、「1回」(12.0%)と続き、平均は5.3回という結果に。業務内容別では、「人事」(9.7回)が最も多く、次いで「営業」(7.6回)、「企画」(5.2回)と続いた。
また、部下に飲食代(1回)をおごる金額は、「5,000円~10,000円未満」(24.0%)、「0円」(22.8%)、「10,000円~15,000円未満」(19.5%)などに回答が集まり、平均は5,077円。業務内容別にみると、やはり「人事」(5,841円)が最も高く、次いで「営業」(5,584円)、「技術」(5,229円)となった。