マイナビは10月21日、「マイナビ2023年卒大学生 活動実態調査(10月中旬)」を発表した。調査は10月10~14日、全国の2023年卒業予定の大学生・大学院生の『マイナビ2023』会員2,164人を対象に、インターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「10月10日時点での内々定率」を見ると、「22年卒」(87.2%)より「23年卒」(89.6%)は2.4ポイント多い。

  • 内々定保有率の推移

また「平均内々定保有社数」では、10月中旬の「21年卒」(2.3社)、「22年卒」(2.4社)と、ほとんど変わらない結果だった。

  • 平均内々定保有社数

そして内定を受諾した学生の「内定式の参加状況」を見たところ、「22年卒」(75.5%)に対して「23年卒」(81.2%)が5.7ポイント高くなっている。

  • 「内定を受諾した学生限定」内定式の参加状況

なお、既に入社先企業を決めた学生に「24年卒の就職活動生に対するアドバイス」を尋ねたところ、「自分だけでは気付けないこともあるので、恥ずかしいとは思うが、家族や友達に見てもらうべきであると思う」(文系女子)、「3月からは想像してるより忙しくなるので、とにかく早め早めの行動が大切です! また、本選考でエントリーしようと思っている職種は、1社でも良いのでインターンシップに参加しておくと良いと思います」(理系女子)、「自己分析をとにかくするべき。モチベーションの原点や将来の生活で何を大事にするかを考える」(文系女子)などの声があった。