雪印メグミルクは10月7日、「中高年に対する外出・骨の健康に関する調査」の結果を発表した。調査は、全国の40~79歳の男女計500名(男性245名、女性255名)を対象にWEBで行われた。

  • コロナ禍の運動量と骨の弱まりについて

    コロナ禍の運動量と骨の弱まりについて

調査によると、コロナ禍に「運動量が減った」という人は44.2%。一方で、コロナ禍以降の健康状態に関する調査では、「骨の弱まりを感じる」と答えた人は20%以下と低い水準に留まり、骨に対する意識が低いことが明らかに。

また、中高年世代の約65%が「コロナ禍で外出を我慢していた」と回答。全体の半数以上が「今年の秋こそは、アクティブに動きたい」と答えており、秋の予定として「旅行」(66.7%)、「神社仏閣巡り」(20.7%)など、身体を動かす内容が上位にあがった。

  • 自身の介護への不安

    自身の介護への不安

次に、自身の介護についてどう考えているのかを聴取した。その結果、約7割が「自身が要介護となることに不安を感じている」、約9割が「介護で迷惑をかけたくない」と考えていることが明らかに。

自身が介護される場合には、特に「経済的な負担」(62.6%)や「自分のことが自分で出来なくなること」(57.0%)、「人に迷惑をかけること」(46.0%)に加え、「子供への負担」(35.8%)を不安に感じている人も。しかし、その反面「自分の健康状態を子供に伝えている」と答えた人は約半数、さらに家族間で“骨が健康かどうか”を確認しあうようなコミュニケーションをとれている人は3割以下にとどまった。