西日本鉄道は、3年ぶりとなる筑紫車両基地での「にしてつ電車まつり」を10月16日に開催すると発表した。今回は目玉として、大事故発生の際に対応する救援車と、夜間に線路の補修作業をするマルチプルタイタンパーを展示するという。

  • 前回の「にしてつ電車まつり」の様子

事前予約が必要なイベントとして、扉操作や車内アナウンスを行う「車掌体験」、天神大牟田線の映像を見ながら運転士気分を味わう「運転シミュレーター体験」、消防はしご車乗車体験なども用意する。廃棄車両の車両部品の中から、希望の1点をその場で取り外してプレゼントする企画も事前予約制で実施する。例年人気の高い車両洗浄機体験は、当日300組限定で整理券を配布。鉄道開業150年記念企画としてヘッドマークを設置した車両を展示するほか、来場者に記念電車カードを配布する。

検車場を除く筑紫工場内のすべての工場施設を開放し、係員による解説やパネルによる説明も実施する。その他、踏切非常押しボタン体験、こども用のミニ電車運行、車両部品や西鉄電車グッズの販売、福岡オープントップバスやラグジュアリーバス「GRANDAYS」の展示など多数の催しを行う。開催時間は10~16時とされている。

  • 前回の「にしてつ電車まつり」の様子

事前予約が必要な体験は、「にしてつ電車まつり体験申込み」専用ページにて、9月30日まで申込みを受け付ける。