JR東日本長野支社は、臨時列車の快速「リゾートビューふるさと」(HB-E300系)で実施していた、長野県PRキャラクター「アルクマ」ラッピング車両での運転について、12月25日をもって終了すると発表した。

  • 「アルクマ」ラッピングを施したHB-E300系「リゾートビューふるさと」(JR東日本長野支社提供)

「リゾートビューふるさと」は長野駅から南小谷駅まで臨時の快速列車として運転。2019年から、車両に「アルクマ」ラッピングを施し、多くの利用者から好評だったという。

「アルクマ」ラッピング車両の運転終了にともない、車内や駅でのおもてなしなど実施。車内に「アルクマ」ぬいぐるみフォトスポットを設置するほか、土休日限定のおもてなし(往路のみ)として、「民話の語り」や地元の郷土芸能など、車内の展望室で大糸線沿線の人々による特別イベントが行われる。

  • 「アルクマ」ぬいぐるみ(JR東日本長野支社提供)

長野駅から富士見駅まで運転される臨時列車の快速「リゾートビュー諏訪湖」でも、車内に「アルクマ」ぬいぐるみフォトスポットを設置。その他、JR社員が制作した仕事紹介・観光PR動画をトンネル内で上映する。富士見駅で「駅長アルクマ」記念撮影会や「駅長アルクマ」キーワードラリー(往路のみ)、上諏訪駅でのおもてなしも行われる。

「リゾートビューふるさと」「リゾートビュー諏訪湖」ともに全席指定席で、指定席料金(通常期)は大人530円・こども260円。指定席券は利用日1カ月前の10時からJRのおもな駅の「みどりの窓口」や指定席券売機などで販売される。