俳優の東山紀之が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『刑事7人』(毎週水曜21:00~)がこのほどクランクアップを迎えた。最終回は拡大SPとして14日(21:00~22:04)に放送される。
2015年にスタートして以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する刑事ドラマシリーズとして走り続ける『刑事7人』。最新章『Season8』の全10話にわたる撮影がついにすべて終了。そんな最新章『Season8』の全10話にわたる撮影がついにすべて終了。キャストたちは笑顔で共演者やスタッフら仲間たちへの感謝や熱い思いを語った。座長として出演陣、スタッフを引っ張り続ける東山はクランクアップ直後、開口一番に「コロナ禍がまだまだ厳しい中、皆さんとまた作品を作れたことを光栄に思います」と、たくさんの制限のある中で乗り切った撮影を感慨深げに振り返る。また昨今の世界情勢にも触れながら「この空間が一番平和だった」と培われた信頼関係に改めて感謝した。今シーズンからの参加となった坂下路敏役の小瀧望は「忘れられない夏となりました」と充実した期間であったことを感じさせるコメントを。そして、「すごく緊張していましたが、スタッフの皆さんと、キャストの皆さんに助けられ、導いていただき、ここまで頑張ることができました」と感謝を述べ、撮影現場は大きな拍手に包まれた。
そんな小瀧と、以前から友人関係でもある野々村拓海役の白洲迅は「今作の記者発表の時に、のんちゃん(小瀧)が僕のことを親友と言ってくれましたが、これからも親友として、一役者として、切磋琢磨していけたら」とコメント。 一方、今シーズンで卒業となった倉科カナ扮する水田環と淡い恋模様を展開するなど、関係の深かった青山新役・塚本高史は「環と青山との関係は、まだ決着がついてないので! これからも青山を演じ続けられたら」と、多くのファンも待ち望む環と青山の今後の展開に希望を膨らませた。倉科が卒業した後、「すごく寂しかった」と回想したのは片桐正敏役の吉田鋼太郎。しかし「男だけになって、結束は固くなったのかな」と、倉科が抜けた穴を埋めるべく、皆が同じ方向を向いて撮影に臨んでいたことを明かした。また、海老沢芳樹役の田辺誠一は「ワンカット、ワンシーン、共演者の方々やスタッフの皆さんとご一緒に作れるのが幸せでした」と振り返り、堂本俊太郎役の北大路欣也は「本当にあっという間でした。あっという間ということは、いかに素晴らしいチームワークの中で仕事をさせていただけたかということ」と語った。
最終回は、交番勤務の巡査部長が射殺されるところから物語が始まる。その背景には12年前の未解決事件も絡んでいて……? 天樹悠を筆頭に新専従捜査班メンバーは事件解決に奔走するが、やがて天樹は路敏に隠されたある真実にたどりつくことに。路敏の秘められた過去とは。
コメントは以下の通り。
■東山紀之(天樹 悠役)
コロナ禍がまだまだ厳しいですが、皆さんとまた作品を作れたことを光栄に思います。世界情勢もいろいろとありますが、『刑事7人』の空間が一番平和でした。またこの平和な空間を、皆さんとともに作っていけたらと思います。ありがとうございました!
■田辺誠一(海老沢芳樹 役)
今回も無事にここまで走って来られてよかったと思います。ワンカット、ワンシーン、共演者の方々やスタッフの皆さんと一緒に作れるのが幸せでした。また、みんなでバシッとできればいいなと思います!
■小瀧望(坂下路敏 役)
忘れられない夏となりました! この作品に出演させていただいたことも光栄ですし、皆さんと一緒にお芝居ができて本当に楽しかったです。長くシーズンが続いている作品に初めて参加するということで、すごく緊張していましたが、スタッフの皆さんと、キャストの皆さんに助けられ、導いていただき、ここまで頑張ることができました。ありがとうございました!
■白洲迅(野々村拓海役)
今年は路敏くんという後輩が入ってくれて、イジられ役を卒業したつもりでいましたが、いつも通り、東山さんからの愛が止まらなく(笑)……今回もありがとうございました。記者発表の時に、のんちゃん(小瀧)が親友と言ってくれましたが、これからも親友として、一役者として、切磋琢磨していけたらと思います!
■塚本高史(青山新 役)
ルームシェアなど、環と青山のタッグがこれからどうなるのか…という時に、いきなりかなっぺ(倉科カナ)がニューヨークに旅立ってしまいました。環と青山との関係は、まだ決着がついてないので! これからも青山を演じ続けられたら幸せですね。
■吉田鋼太郎(片桐正敏役)
皆さま、お疲れさまでした。倉科さんがいなくなった直後はすごく寂しかったですが、男だけになって、割と好き放題にさせていただいて(笑)、結束は固くなったのかなと思います。新しく入って来た、のんちゃんが……今、のんちゃんと初めて言いましたが(笑)、優れた俳優で、現場を活性化してくれました。オリジナルメンバーは僕とヒガシと欣也さんしかいないですが、このメンバーを来シーズンではぜひ深く掘り下げていただいて、さらに『刑事7人』を名作にするために、オリジナルメンバーではない連中に対して(笑)、もっとビシビシやっていきたいと思います!
■北大路欣也(堂本俊太郎 役)
本当にあっという間でした。あっという間ということは、いかに素晴らしいチームワークの中で仕事をさせていただけたかということ。スタッフの皆さん、お一人お一人に心から感謝申し上げます。願わくば、またお会いしたいと思います。ありがとうございました。 (C)テレビ朝日