ボーイズグループ・JO1の冠番組『JO1CX-TV』(フジテレビ、全4回)の第3回が、2日に放送された。

  • JO1=フジテレビ提供

第3回放送のテーマは「動きが揃ってるってカッコイイ」。番組が独自開発したAIシステム「VPシンクロチェッカー」を用いて、JO1メンバーがダンスのシンクロ率を競う企画「シンクロJO1」に挑戦。あまりの白熱ぶりに、ゲストMCの見取り図・盛山晋太郎は「スタジオの雰囲気がまるで熱闘甲子園」と驚嘆した。

この回では、JO1が二人一組のペアとなって課題曲のダンスを披露し、その腕や足の角度などをAIが数値化。練習時間わずか10分のなかで、より高精度な“シンクロダンス”を目指してJO1が競い合った。

予選ブロックの詳細は以下のとおり。

・Aブロック/課題曲「ダンスホール」(Mrs.GREEN APPLE)
大平&豆原ペア、河野&佐藤ペアともに、練習時間10分にもかかわらずハイレベルな戦いを見せた。見取り図・盛山は「みんな、“精神と時の部屋”(※「ドラゴンボール」に登場する異空間)に入った?おじさんからしたら(3点差は)何が違うのか分からない」。

・Bブロック/課題曲「MASCARA」(XG)
木全&與那城ペア、川尻&鶴房ペアが挑戦。ダンス歴の長い木全、川尻がそれぞれリードして振りをレクチャーし、女性らしい振り付けをしなやかに踊りきった。

・Cブロック/課題曲「Dynamite」(BTS)
敗者復活枠の大平&豆原ペアを制し、川西&金城ペアが決勝戦へ進出。川西は「めっちゃ嬉しいです。こんなに嬉しいとは思ってなかったです」と興奮気味に語った。

予選ブロックを経て、河野&佐藤ペア、川尻&鶴房ペア、川西&金城ペアの3組が決勝戦へ進出。

決勝戦の課題曲は「根も葉もRumor」(AKB48)。曲中で特徴的なロックダンスの技やステップの習得に苦戦を強いられるようで、練習中のメンバーからは「むずい!」「次…次なんだっけ…?」との不安そうな声が続出。一方、予選ブロックで敗退となった木全・與那城・大平・豆原の4人はプレッシャーから解放されてリラックスモード。穏やかに微笑む彼らを見て、佐藤が「笑ってんじゃん!?」とツッコんで“わちゃわちゃ”する場面もあった。

そして、決勝本番がスタート。佐藤&河野ペアは大きなミスもなく最後まで踊りきり、川尻&鶴房ペアは、オリジナルダンスをフリーで踊りはじめて一同の笑いを誘う。川西&金城ペアは途中で少しタイミングがズレてしまったものの、互いに顔を見合わせながら楽しそうなパフォーマンスを見せた。

AIの採点の結果、河野&佐藤ペアが接戦を制し、優勝をはたした。

第3回収録を終え、現場では番組スタッフから次回(第4回)の詳細が発表。GENERATIONS from EXILE TRIBEとの対戦決定がここで初めて伝えられ、JO1一同は驚きと緊張が入りまじったような表情で固まってしまった。この模様は、9日(25:05~)に放送される。

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