俳優の小池徹平が、9月5日に放送されるフジテレビのバラエティ番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(25:05~ ※関東ローカル)に出演する。

  • (左から)安田章大、丸山隆平、小池徹平、村上信五、横山裕、大倉忠義=フジテレビ提供

アドリブドラマを通じて、ゲスト俳優のクリエイティブな面や演技論を深堀りしてきた同番組。関ジャニ∞と公私にわたって交流があるという小池は今回、アドリブドラマで主演、脚本、監督を務め、これまで演じるチャンスがなかった役をアドリブで演じる。

その役柄は本人にとっては思い入れの強い“変身願望”をかなえるもの。演じてみたい役柄、ドラマのストーリー、さらに共演する関ジャニ∞のキャスティングまで、小池が全てを担当する。関ジャニ∞のメンバーはバイプレーヤーとなり、小池が考案したストーリーを“アドリブ”でともに作り上げていく。

本番直前に配役を発表された関ジャニ∞。今回は小池からの指名で横山裕、村上信五、大倉忠義の3人がアドリブドラマに挑む。3人は、持ち前のアドリブ力を生かし、与えられた役になりきって主演の小池とともにストーリーを展開していく。持ち前の演技力で見る者を引きつけてやまない小池は、気合十分で衣装にもこだわり、即興演技により一層力が入る。そして、そんな小池の熱量に影響され、関ジャニ∞も即興とは思えないほどの演技で魅了。ストーリーは思いもよらない展開の連続に、関ジャニ∞メンバーの個性が爆発する。

翌週12日の放送では、予想外の展開に翻ろうされた関ジャニ∞が、小池とともにアドリブドラマについて振り返る。まさかのエンディングを迎えたドラマの舞台裏について明かすと、モニタリングをしていた丸山隆平、安田章大も興奮。

また、小池は演技に対する自身の熱い思いも告白。2016年、2019年に続き、今年で3度目の上演が決定したブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』に懸ける思いなどをたっぷりと語る。

コメントは、以下の通り。

■関ジャニ∞
――小池徹平さんとの収録を終えてみての感想をお聞かせください。

大倉忠義「またこれまでとはテイストが全然違う回になりました。ドラマ内での時代設定もそうだし、ずっと回してくれるという構図も。ゲストで来てくださる俳優さんによって雰囲気が変わるので、今回も面白かったです」

横山裕「申し訳ないなって思っています(笑)。僕は反省がいっぱいでした。知識がなさすぎましたね。出だしからフワフワしていたような気がします」

村上信五「もう悔いなしです!僕にできることは、徹平くんに委ねながらできました。でも、今回は己の至らなさというのがよく分かりましたね」

――番組がスタートして4カ月程経過しましたが、現在の心境は?

横山「収録が本当に楽しい」

村上「楽しい楽しい。毎回雰囲気も違うし、二度と同じ内容をやることがないので新鮮です」

横山「どの番組にもない刺激をもらえます。でも、その分収録が終わるとやっぱり疲れますよね(笑)。毎回頭をフル稼働していますから」

大倉「独特な雰囲気があるので、毎回緊張感がすごいよな」

横山「緊張感がすごく渦巻いていますよね。ゲストさんしかり、僕らも。だから放送を見ても、自分たちの知らない自分たちの顔がこんなにもあるんだって再確認した」

村上「俺はここでお芝居をやればやるほどドラマのオファーは来ないでしょうね(笑)」

横山・大倉「あはは!」

村上「いやいや、そういう意味ではここでしか見られないですから、僕の演技は。他の番組ではなかなか見られない!いや、もう二度と見られない!民放では見られない僕の貴重な姿ですよ。この番組で経験を積んで、いずれ海外に行こうと思っていますので(笑)」

――最後に、今回の見どころを教えてください。

大倉「いつもよりも自由度が高かった分、ガチャガチャしていると思うな」

村上「トピックが多かったよね」

横山「全員が何かをやらかしています(笑)」

村上「でも会話劇としては最後の徹平くんと横山さんのところが、非常にいい締まりになりましたね」

横山「あと、やってて思うのは、村上さんは本当に主役の器なんやなって。脇役って絶対できへん、この人(笑)」

大倉「ほしがる(笑)」

横山「ある意味すごいことなんですよ。全部フォーカスが自分なんです。改めてすごいな~と思いましたね」

村上「楽しくなっちゃって!反省します(笑)」

■小池徹平
――収録を終えてみての感想をお聞かせください。
「こういうアドリブ劇をやることがなかなかないので大変でしたが、とてもぜいたくだなと感じました。全部自分で設定を考えて、しかも自分が主役で。遊びたい気持ちと真剣にやりたい気持ちが入り交じっていました。気心の知れた仲間もいたので、むちゃ振りをして振り回したいなって思いもあって。関ジャニ∞のみんなも笑ってくれていたので、楽しんでやってもらえたような気がして良かったなと思います」

――横山裕さん、村上信五さん、大倉忠義さんと演技をしてみていかがでしたか?
「やっぱりくせ者ぞろいでしたね(笑)。なんとなく大倉くんは“今ふざけているな”とか分かるのですが、バランサーとして選んだつもりの村上くんが、今回はグイグイ前のめりにくるから予想とは違ってコント色が強くなったなと(笑)。でも、そのおかげでポップさが出て、すごく面白かったです。横山くんは、いい意味で振り回してくれたというか、型にはまらないところがアドリブ劇にドラマ感が出て、すごくやりがいがありました。オチに向けて、バラバラな3人をどうまとめていくか、ワクワク感とゾクゾク感を3人のおかげで味わわせてもらいました」

――番組内では演技についてや『キンキーブーツ』への熱い思いも語られていましたね。
「『キンキーブーツ』も今回が三度目になり、僕の思い入れも強くて。今回はキャストも何名か入れ替わり、これまでとはまた違った『キンキーブーツ』になるのは間違いないと思います。現在、トランスジェンダーがより知れ渡ってきたこともあり、ちょっとしたセリフの変更もあって、またこれまでとは印象も変わっているのではないかと感じています。新たに見ていただく方も、もちろん楽しめる内容です。作品自体がすごくパワフルで華やかで面白く、多種多様な楽曲で作品を盛り上げておりますので今回もぜひ楽しんでいただけたらうれしいです」

――最後に、今回の見どころを教えてください。
「今回は盛りだくさんな内容になっています。ハプニングが一番の見どころになっていると思うので、そこに注目してみていただけたらと思います!」

(C)フジテレビ