「クリスピー・クリーム」旗艦店で意外な味の限定ドーナツを食べてきた

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンは8月27日、ドーナツを店内製造する国内最大のフラッグシップショップとして、「クリスピー・クリーム・ドーナツ　東京国際フォーラム店」(東京都千代田区)をオープンする。

「クリスピー・クリーム・ドーナツ東京国際フォーラム店」は東京国際フォーラムBブロックの1階にある

クリスピー・クリーム・ドーナツは1937年7月に米国ノースカロライナ州で創業。日本には2006年12月に上陸し、現在では国内に59店舗を展開している。

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン代表取締役社長若月貴子氏

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン代表取締役社長の若月貴子氏が東京国際フォーラム店のオープンに先立って開催されたメディア向けの内覧会で挨拶した。

「クリスピー・クリーム・ドーナツは一時大量閉店など危機もあったが、2019年度以降は再成長期に移行している。近年では紀伊国屋などの小売店にキャビネットを設置し販売する『卸売事業』によってお客様とのタッチポイントも増加し、販売拠点数は200カ所を超えた。第三次ドーナツ・ブームが起きている今、改めて、ブランドのコアでありシンプルだが他社にはマネできない食感のオリジナル・グレーズドを味わってほしい」

国内最大の旗艦店がオープン

クリスピー・クリーム・ドーナツ　東京国際フォーラム店は国内最大の店舗面積(111坪)で全69席。カウンター席やソファ席が充実しており、オフィスワーカーから子ども連れの家族までゆったりと過ごすことができる。

テーブルや椅子もドーナツみたいでテンションがあがる!

店舗の入り口には「オリジナル・グレーズド」をはじめとするドーナツを店内製造する様子が見える。

ドーナツを店内製造する様子が見える

もちろん期間限定商品や定番商品も販売している

東京国際フォーラム店限定の新商品も。これまでのクリスピー・クリーム・ドーナツのイメージを覆すちょっと意外な味で……

「オリジナル・グレーズド」にマカロニ＆チーズを挟んだ!?

オープンとともに、同店限定の新商品として発売されるのはドーナツ4品とドリンク2品。

東京国際フォーラム店限定の新商品たち(一部は有楽町イトシア店、渋谷シネタワー店でも9月14日より展開)

中でも注目なのは「ごはん系ドーナツ」。クリスピー・クリーム・ドーナツといえば甘さを堪能できるドーナツのイメージが強いが、今回発売されるのはなんと、オリジナル・グレーズドの中にミートソース＆チーズや、マカロニ＆チーズを挟んだもの。これまで甘いだけではないこうした「ごはん系ドーナツ」は有楽町イトシア店・渋谷シネタワー店のみでの販売だった。

「マッケンチーズ(マカロニ＆チーズ)」(626円/イートイン638円)と「スロッピージョー(ミートソース＆チーズ)」(626円/イートイン638円)は、アメリカで親しまれている味をモチーフにしたドーナツ。9月14日からは有楽町イトシア店、渋谷シネタワー店でも食べられる。

「マッケンチーズ(マカロニ＆チーズ)」はアメリカの子どもたちが大好きな「マカロニチーズ」を焼いたベーコンとともにオリジナル・グレーズドに挟んでいる。「甘いオリジナル・グレーズドとチーズは合わないのでは?!」と思ったが、食べてみると意外にチーズとドーナツ生地の甘味が合う。

「マッケンチーズ(マカロニ＆チーズ)」(626円/イートイン638円)

「スロッピージョー(ミートソース＆チーズ)」もアメリカで親しまれているバーガーをオリジナル・グレーズドでアレンジ。最初の3口くらいまでは「甘い×しょっぱい」に脳が混乱しているものの、食べ進めるうちにじわじわとクセになる。サルサソースのピリ辛がアクセントになっている。

「スロッピージョー(ミートソース＆チーズ)」(626円/イートイン638円)

「甘いオリジナル・グレーズドが食べたい!」という方におすすめなのは「クリスピー・クリーム・プレミアム東京プレミアムバタークリームラムレーズン」(367円/イートイン374円)と「クリスピー・クリーム・プレミアム東京メルティングストロベリー　マウンテン」(990円/イートイン限定)。

「クリスピー・クリーム・プレミアム東京プレミアムバタークリームラムレーズン」は、「バタークリーム」「ラムレーズン」2つの味わいがオリジナル・グレーズドにマッチ。日本上陸当時からオリジナル・グレーズドがずっと大好きな筆者にとっては今回の商品の中で一番これがオリジナル・グレーズドの美味しさを引き出している気がした。