タレントの中居正広が、フジテレビの企画開発枠『水曜NEXT!』(毎週水曜24:25~ ※関東ローカル)で24日・31日に放送される『悪魔のサイフ』で、ファッションデザイナーの桂由美とMCを務める。

  • 中居正広(左)と桂由美=フジテレビ提供

この番組は、芸能人4人に毎秒10円減る“悪魔のサイフ”の中から自由に買い物をしてもらうことで、人間の本性をあぶり出していく人間解剖型バラエティ。共同の財布として渡された金額は50万円。時間とともにお金が減っていく中で、いかに自分がほしいものを即断即決できるかが求められる。奪い合うもよし、譲り合うもよし、とにかく自由なショッピングのはずが、ぶつかる主張やむきだしになる欲望のせいで買い物は難航してしまう。

挑戦するのは春日俊彰(オードリー)、坂井良多(鬼越トマホーク)、高橋真麻、徳光正行といったお金にこだわりのある4人。そんなメンバーが最初に降り立ったのは中目黒のドン・キホーテ。毎秒ごとに減っていくサイフの金額にうろたえつつも、みな散り散りになり自分のほしいものを探し求める。その後も、新婚の坂井は妻のために銀座のyogibo専門店に行きたいと主張する。

一方、筋トレマニアの春日と徳光は、原宿のGOLD'S GYMでトレーニンググッズを買いたいと譲らない。さらに、高橋は2歳になる娘のために代官山のベビーカーショップへ行こうとし、現場はカオスな状態に。最も欲望を満たせるのは誰なのか。

スタジオでは、MC2人が「時間がもったいないんだよ!」(中居)とやきもきししながらVTRを見守る。そんな2人のトークは桂がおととし飼ったという犬についての話題へ。毛色が白いため毎週6,000円のシャンプーにつれていっているという桂に対し、中居は「僕と一緒だ」と笑いを誘う。

コメントは、以下の通り。

■中居正広
――番組を終えていかがでしたか?
「(挑戦者として)タレントが出にくいんじゃないかな(笑)。人間の本質的なところが垣間見ることができて、自分だったらどうするんだろうなと思いながら見てました。僕もいい人を装えるんだけども、どっかでやっぱり出ちゃうんだろうなと。いい人を装う訓練がされてる僕でも出ちゃうなと思っちゃいましたね」

――印象に残っている場面は?
「しっかり育ちがでていたところ。どっちがいいとか悪いとかじゃないですけど。(挑戦した4人のように)ここまでしないと生き残っていけないんだろうけども、こうじゃないといけないなら俺は死んでもいいと思ったね(笑)。お金持ちとお金持ちじゃなく育った人の明暗が分かれるなと感じました」

――桂由美さんとの共演はいかがでしたか?
「よかったですね。あんまりお仕事したことなかったので怖い人なのかなってイメージがあったけど、すごくチャーミングでしゃべりやすかったです。僕は桂さん本当によかったです」

――次回に向けての意気込みは?
「これたぶん二度とやらないので。中居調べですけど(笑)。スタッフはもう一回と思ってるかもしれないけど、僕の中では二度とないと思うのでみなさん見てください。見た方がいいでしょ。だってやらないんだから」

■演出:宮川直樹氏
「中居さんと桂由美さんが生み出す“いい違和感”をぜひお楽しみください」

(C)フジテレビ