プラネットは、「防災対策」に関する意識調査の結果を8月10日に発表した。同調査は、6月27日~30日の期間、4,000人を対象にインターネットで実施された。

  • あなたは「防災の日」が何月何日か知っていますか?

はじめに、防災の日が何月何日かを知っているか尋ねたところ、40.5%が「知っている」と回答。一方で、59.5%が「知らない」という結果に。世代別で見ると、若い世代ほど「知っている」人が少ないことがわかる。

  • 自宅では防災対策として防災用品や生活必需品を備蓄していますか?

「自宅で防災対策として防災用品や生活必需品を備蓄しているか」という質問に対しては、「備蓄している」と回答したのは46.3%。性別で見てみると、どの年代でも女性の方が「備蓄している」割合が高い結果に。また、「これまでの災害の影響で自宅から避難した経験がある」人の場合、62.2%が「備蓄している」として半数を超えた。

  •  防災用品や生活必需品を備蓄していない理由は?

一方、「備蓄していない人」を対象にその理由を尋ねると、最も多かったのが「必要だと思うがまだ準備していない」(39.5%)との回答。男女別で比較すると、男性は32.6%、女性は47.4%と、15%ほどの大きな差が生じた。

また「備蓄をやめた人」の場合は、「賞味期限の確認をして買い直すのが面倒だから」との回答が56.0%で最多となった。

  • 災害情報を何から入手しますか?

災害情報の入手ツールを尋ねたところ、最多回答は「テレビ」(35.2%)、次いで「LINE」(9.5%)と続いた。特に20代においては、「Twitter」(15.0%)や「LINE」(13.7%)のSNSが、テレビ(16.0%)と同じくらいの位置につけていることがわかった。

  • 安否確認としてどのような手段を使用しますか?

続いて、家族や友人らと安否確認をする際、どんな手段を使用するか聞くと、最も高い割合を占めたのは「携帯電話・スマホの通話」(63.1%)だった。次いで、「LINE」(56.9%)、「キャリアメール」(24.3%)と続いた。

  • ライフラインが停止した場合、どれくらいの時間まで耐えられそうですか?【水道・電気】

  • ライフラインが停止した場合、どれくらいの時間まで耐えられそうですか?【ガス】

ライフラインが停止した場合、復旧するまでにどのくらいの時間を耐えられるか調査すると、「少しも耐えられない」の割合が最も高かったのは「水道」(20.3%)という結果に。「電気」(18.3%)も近しい値ではあったが、電気以上に数値が高かったのが「インターネット」(18.8%)で、特に20代は3割を超える結果になった。