ソニー損害保険は7月28日、「全国カーライフ実態調査」の結果を発表した。調査は6月17日~20日、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

  • 年間の走行距離

    年間の走行距離

調査によると、車の年間走行距離の平均は6,727km。昨年の調査結果(6,186km)から541kmと大幅に増加している。

1ヵ月あたりの車の維持費(税金、ローン返済、有料道路通行料は除く)は、「5,000円~10,000円未満」(33.8%)や「10,000円~15,000円未満」(21.7%)との回答が多く、維持費の平均は1万2,800円という結果に。過去の調査結果と比較すると、維持費の平均は2019年1万2,400円、2020年1万900円、2021年1万1,700円、2022年1万2,800円と、昨年から1,100円の大幅増加となり、2019年と同水準に戻っている。

  • 車の諸経費で負担に感じるもの

    車の諸経費で負担に感じるもの

次に、車の諸経費で負担に感じるものを聞いたところ、「ガソリン代・燃料代」(68.1%)、「自動車税」(67.6%)、「車検・点検費」(63.7%)が上位に。特に「ガソリン代・燃料代」については、昨年から14.1ポイントも上昇しており、ウクライナ情勢などの影響でガソリン価格が上がっているため、負担に感じる人が増えているよう。

そこで、ガソリン代・燃料代を節約するために行っていることを聞いたところ、「セルフ式ガソリンスタンドで給油する」(41.3%)が最も多く、次いで、「適度にエンジンオイルを交換する」(34.6%)、「急発進・急停車をしない」(34.4%)、「定期的にタイヤの空気圧を点検する」「無駄なアイドリングをしない」(いずれも29.9%)と続いた。