ロックバンド[Alexandros]がこのほど、主題歌を務めるテレビ朝日系ドラマ『六本木クラス』(毎週木曜21:00~)の撮影現場を訪問した。

  • 『六本木クラス』の撮影現場を訪問した[Alexandros]=テレビ朝日提供

復讐を誓った青年が仲間とともに、金と権力を振りかざす巨大企業に立ち向かっていく――「下剋上」を主軸にラブストーリー、青春群像劇が交錯した大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』を『六本木クラス』として日本版にリメイクする同作。

訪問したのは竹内涼真をはじめ「二代目みやべ」のメンバー全員がそろって緊張感のあるシーンの撮影を行っている日で、リハーサルを見学した[Alexandros]は思わず「緊張する……」と吐露する。竹内とはインスタライブ、『ミュージックステーション』ですでに共演しており、今回が3度目の再会となるが、撮影現場での竹内を目にするのは初めて。川上洋平(Vo&G)が「座長としてドラマの中だけでなく、現場でも皆さんを引っ張っていっている感じがすごくしました。頼もしさを感じた」と語ると、磯部寛之(Ba&Cho)も「プロの世界を垣間見た気がしました」と続ける。

[Alexandros]からお菓子の差し入れと主題歌「Baby's Alright」が収録されたアルバム「But wait. Cats?」をプレゼントされた「二代目みやべ」の面々は、「ありがとうございます!」と喜びながら大盛り上がり。差し入れには、現在ツアー中の[Alexandros]が北海道を訪れた際に購入した「函館で有名な銘菓と言われるお菓子」が贈られたという。

主題歌の「Baby's Alright」について川上は「『とにかくカッコイイものを作ってください』ということだと思ったので、その思いを受けて立つじゃないですけど、思うがままにカッコイイものを作るぞという感じで作って、自分たちが本当にいいなと思うものができました」と誕生の裏側を明かす。主題歌の反響はメンバーの予想以上だったようで、磯部は「自分でもびっくりするくらい、とにかく友達からよく連絡がきます」と言い、白井眞輝(Gt)も「これまでぜんぜん連絡とっていなかった人から、10年ぶりに連絡がきました」いい、「それだけ注目されているドラマなんだ」と感じたことを打ち明ける。リアド偉武(Dr)は「周りからの反響はとても嬉しいですし、何よりも竹内さんや新木さんたちキャストの方々の『すごく良い』って心から言ってくれたのが、すごく嬉しかったですね」と喜びを語った。

[Alexandros]のコメントは以下の通り。

■川上洋平(Vo&G)

今回、撮影現場でドラマそのままの世界を体感させていただいて、いちファンの気持ちになりました。緊迫感がある一方で、すごくアットホームな感じもあって、現場のいい雰囲気が伝わってきました。その中で竹内さんには頼もしさを感じました。座長としてドラマの中だけでなく、現場でも皆さんを引っ張っていっている感じがすごくしましたし、これからの時代を引っ張っていく役者さんなんだなと思いました。

主題歌の「Baby's Alright」はすごく反響をいただいて、ちょうど今ツアー中なのですが、すごく反応がいいですね。今回、我々[Alexandros]というロックバンドに主題歌のオファーをいただいたのは、「とにかくカッコイイものを作ってください」ということだと思ったので、その思いを受けて立つじゃないですけど、思うがままにカッコイイものを作るぞという感じで作って、結果、自分たちが本当にいいなと思うものができました。何度も聴いていただきながら、だんだん皆さんの曲になっていったらいいなと思います。背中を押すというより、背中を蹴ってくれるような強い楽曲になっているので、例えば鬱憤がたまっていたり、勇気が出ない時などに聴いてもらえたら、この曲がいいパートナーになってくれるんじゃないかと思っています。

■磯部寛之(Ba&Cho)

昔から撮影現場の裏側とか見るのが好きだったので、今日もワクワクしてテンションが上がりました。竹内さんはカッコ良かったですね。撮影の合間では、これまでインスタライブや『Mステ』でお会いした時のような柔らかい雰囲気なんですけど、やっぱり役に入っている時は「役者さんなんだなぁ」って思いましたし、プロの世界を垣間見た気がしましたね。

主題歌の反響はとても感じていて、とにかく友達からよく連絡がきます。ドラマも好評ですし、曲に関してもカッコイイって言ってくれます。

■白井眞輝(Gt)

今回撮影されていた場所は、いつもの『Mステ』と同じスタジオだったんですけれど、全然違う雰囲気になっていて、「こんな風になるんだ!?」と驚きました。撮影現場では竹内さんはスタッフさん含め皆から「社長」って呼ばれていて、それがすごく印象的でしたね。ドラマの中でも現場でもリーダーシップを発揮されていて、それでいて物腰が柔らかく、ナイスガイだなと思いました。

主題歌を担当させていただいて、これまでぜんぜん連絡とっていなかった人から、10年ぶりに連絡がきました。でも、放送前から反響が大きかったですね。それだけ注目されているドラマなんだなと改めて思いました。

■リアド偉武(Dr)

ドラマのドライ(=リハーサル)を初めて見たんですけど、急にピシっと始まることに驚きましたが、ワクワクしましたね。竹内さんが以前サッカーを本気でされていたと最近知ったのですが、その経験がチームプレイで生かされているんだろうなって感じて、さすがだなと思いました。主題歌に関して、周りからの反響はとても嬉しいですし、何よりも竹内さんや新木さんたちキャストの方々の「すごく良い」って心から言ってくれたのが、すごく嬉しかったですね。