JR西日本と宇部市は、宇部線などの列車に使用される105系のK-02編成(「クモハ105-14」「クハ104-14」の2両編成)を白地に青色・赤色のラインが入った懐かしのカラーリングに変更し、7月から運行開始している。
宇部線などで活躍する105系は、国鉄民営化の後、長年にわたり白地に青色・赤色のラインが入ったカラーリングだったが、2017年までに現在の濃黄色に統一され、姿を消したという。懐かしのカラーリングを復活させるにあたり、7月9日に宇部新川駅で出発セレモニーを開催する予定だったが、大雨の影響で列車が運転見合わせとなったため、出発セレモニーも中止となった。
懐かしのカラーリングを施した105系のK-02編成はその後、営業運転に入り、宇部線を中心に山陽本線(新山口~下関間)などでも運行されている。9月4日まで、「JR宇部線・JR小野田線スマホスタンプラリー」のポスターによる車内ジャックも行うとのこと。