小さな米粒に文字や絵を描く米粒アート。あの小さな米粒の中に、よくこんなに描き込めるものだと驚くばかりですが、今回はなんと米粒サイズの造形作品を紹介します。

その小さな小さな作品がこちらです!

樹脂粘土で作ったちいこ命
(@kikanoshitenより引用)

なんて小さい!! しかも、こんなに小さいのに形も模様も細部に至るまで本物そっくり。クオリティの高さに、ただただ脱帽です。

この作品を見た人からは、「え??すごすぎ!!!!!」「可愛すぎ」「匠の技???」「うわぁーカエル欲しい」と、驚きと感動の声が多数寄せられていました。

また、「どうやって作っているのか想像が追いつきません…」という声も。一体どのようにしてこんなに小さい作品を作り上げているのか。作者の「蟻粒生物研究家かきらしDentistさん」(@kikanoshiten)にお話をうかがいました。

ツイ主さんに聞いてみた

―― こんなに小さなサイズの生き物を作ろうと思ったきっかけを教えてください!

元々は1/12サイズの食べ物などを習って作っておりまして、そのうちゲームのキャラクターのミニチュアを作るのにハマりました。自分なりにもっと小さくて面白いものを作れないかなと、作っていったらいつの間にか米粒より小さい生き物ができていました!

―― いずれも繊細な作品ですが、作り方や作る上で大変な部分、こだわりなどを教えていただけないでしょうか?

筆やメス等を使用して樹脂粘土を成型しながら製作しております。一番大変な部分は目をつける時です。ホコリ並みに小さい粒を顔につけていくのですが、バランスの良い位置につけるのが難しいです。接着する際、水分が少しでも多いと溶けて消えてしまうこともあるので。

こだわりを持っていることは、簡易にデフォルメされた造形ではなく、5mm以下の大きさでも本物の動物のような造形で仕上げるよう、心掛けて作っています。

―― 反響がございますが、率直な感想をお聞かせください。

一人で作って見て楽しむのが主なのですが、作品に対する感想をいただけることも増え、非常に嬉しく感謝しております!


蟻粒生物研究家かきらしDentistさんのTwitterには、ほかにも超ミニチュアアートが多数投稿されています。どれも可愛くて繊細で、素晴らしいものばかり。ぜひ目を細めたり、ズームしたりしながら、その小さな世界を堪能してみてはいかがでしょうか。