小田急電鉄は、体験イベント「見て触って本物で学ぶ 夏休み小田急電車塾」を8月11日に喜多見電車基地で開催すると発表した。体験を通じて電車のしくみや裏側を楽しく学べる企画となる。

  • ロマンスカー設計者・整備士と特急ロマンスカー・MSE

小学生とその保護者を対象に、最大8名の小グループに小田急電鉄の社員1名が付き、電車基地の車両検査ピット線を案内する。アテンド役の社員は、特急ロマンスカー・GSEの設計者や車両整備士らが務める。

MSEの床下機器を下からのぞき込んで見学できるほか、自動ホロ動作試験の見学、屋根上から地上へ下ろしたパンタグラフと並んでその大きさを体感するなど、普段できない体験が可能。自動車のブレーキパッドにあたる「制輪子」の持上げ体験も行い、列車が止まるしくみを学ぶ。

通勤車両5000形の乗降ドアのしくみ見学や運転席での記念撮影、通勤車両1000形で使用していた吊り革の組立てなども行う。MSEの車両前面にある愛称表示器に、参加したこどもの名前など好きな文字を表示して記念撮影もできる。おみやげとして、VSE・MSEと5000形の車両パンフレットなど用意する。

  • 喜多見電車基地の車両検査ピット線

当日は10時から12時20分までと13時30分から15時50分までの2回開催し、各回とも最大24名まで参加可能。料金は大人5,000円・こども4,500円。「小田急×aini」サイトにて、7月19日12時30分から申込みを受け付ける。