ストリートアカデミーはこのほど、「女性の副業や副収入を得る活動とオンライン学習の関連性」に関する調査結果を発表した。調査期間は2022年5月27日~6月11日、調査対象は同社が運営するまなびのマーケット「ストアカ」の講座受講がある女性ユーザー、有効回答は1,066人。

オンライン学習者、過半数以上が副業を視野に入れている

  • あなたはどのような目的でストアカで学んでいますか?

「ストアカ」(オンライン学習)で学ぶ目的を尋ねたところ、28.1%が「副業や副収入を得るためのスキルや知識の習得・取得」と回答。また、興味・関心のあるトピックスについては、37.4%が「副業や副収入を得るためのスキルや知識の習得・取得」と答え、オンライン学習をしている女性の過半数以上の約65%が副業を視野に入れていることがわかった。

副業を始めた時期については、「過去3年以内」が約73%を占めた。同調査では、コロナ禍が女性の副業意欲を加速したと推察している。

希望の副業のスタイルを問うと、副業を既にしている人の78.6%、これから副業を行いたいと考えている人の93.7%が「個人/ネットで稼ぐ」と回答。具体的には、1位「講師業」、2位「ネットショップの出店」、3位「ライター」となった。

既に副業をしている人に月々の収入額を尋ねると、「~3万円」が全体の約64%に上った。一方、目標収入額は「30万円以上」が26.2%と最も多く、同調査では「オンライン学習を、現状とのギャップを埋めるためのスキル習得の手段の一つとして捉えている」と分析している。

副業や副収入を得る活動を実現するために、今後習得・取得が必要だと思っているスキルについては、1位「各副業で提供する専門的な知識・スキル」(60.0%)、2位「情報発信力」(53.1%)、3位「マーケティング・営業力」(38.6%)となった。