LENDEXは6月22日、「早期リタイアと資産形成」に関する調査結果を発表した。調査は5月27日~28日、早期リタイアをした男女1,019名を対象にインターネットで行われた。
社会人として働き始めてからリタイア(もしくは独立)するまでにかかった年数を教えてもらったところ、「15年~20年未満」(25.8%)が最も多く、次いで「20年~25年未満」(24.4%)、「5年~10年未満」(17.5%)と続く結果に。
リタイア時の総資産については、「2,000万円未満」が最も多く42.2%。次いで「2,000万円~2,999万円」(14.6%)、「5,000万円~5,999万円」(13.1%)と続き、「5,000万円以上」の資産があったという人は26.0%と、潤沢な資産を持つ人は上位を占めておらず、平均的な貯蓄額でリタイアを決めた人が多いことが明らかに。
そこで、「リタイア前の給与以外の主な収入源は何でしたか?」と質問したところ、「株式投資」(46.3%)が最多に。次いで「不動産投資」(26.5%)、「副業(アルバイト、クラウドソーシングなど)(24.7%)と続いた。
次に、現在の主な収入源を教えてもらったところ、「株式投資」(50.4%)、「不動産投資」(32.4%)、「FX」(17.1%)が上位に。リタイア後も、資産運用を行いながら生計を立てている人が多いよう。具体的には、「マンション経営」「コツコツやってきた株を真剣に取り組んでいる」「株主配当が多い銘柄を多数保有」「キャピタルゲインを狙った投資」といった回答が見受けられた。
また、「リタイア前に投資していた資産は現在どうしていますか?」と聞くと、「引き続き保有しており、しばらく売却する予定はない」(34.3%)が最も多く、次いで「既に売却し、新たな投資のために活用した」(22.3%)、「既に売却し、貯蓄している」(21.6%)と続いた。
さらに、現在所有している資産を教えてもらったところ、「国内株式」(60.2%)、「投資信託」(41.9%)、「外国株式」(38.4%)が上位に。「リタイア前に投資していた資産によって、リタイア後に利益は得られましたか?」と聞くと、8割が「はい」(80.3%)と回答した。