2020年7月にレジ袋が有料化されて以降、思い思いのエコバッグをお供に出かける光景が当たり前になりました。

さまざまなエコバッグがある中でも、KODAchannel(@Koduck_2016)さんのトートバッグはひときわ個性的。思わず「そっちか!」と言いたくなる“みにくいアヒルの子”が、21.4万件ものいいねを集めています(6月23日時点)。

レジのお姉さんがメッチャちらちら見てましたが…大丈夫ですよ。あなたの目は正常です(@Koduck_2016より引用)

  • (@Koduck_2016より引用)

投稿者のKODAchannelさんが持って出かけたのは、童話の「醜いアヒルの子」ならぬ「見にくいアヒルの子」のグッズ。確かにアヒルの子全体がかすんで見え、何度もまばたきをしたくなってしまいます。

このトートバッグを目にしたレジのお姉さんも、同じような心境だったのでしょうね。

この投稿に対しリプライや引用リツイートでは、「天才がおったwww よくこんな事思いつくわwww」「そうきたか」「本当にみにくい!」「これはずるい」など、思いもしなかったアイデアに対する驚きの声が続出。「なにこれ欲しい」「可愛い」といったコメントも相次ぎました。

このツイートをしたKODAchannelさんに、購入のきっかけなどをうかがいました。

「見にくいアヒルの子」、投稿者に聞いてみた

――デザインがちょっと不思議なトートバッグ、購入のきっかけがあれば教えていただけますか?

アヒル好きで色々なアヒルグッズを収集するのにハマっていました。1か月くらい前にこちらの商品を見つけて、同じプリントがされているTシャツと一緒に購入しました。

実物は写真以上にボケているのでとても可愛いです!ボヤっと見えるアヒルの姿がとてもシュールでつい頬が緩みます。

――今回の投稿への反響について、率直なご感想をお聞かせください。

まさかここまで反響があるとは思ってもいませんでした。制作者の方にも感謝しています。この画像を見て和んでいただければ嬉しいです。


また、この「見にくいアヒルの子」のトートバッグを制作したTシャツ工房「ekot(イコ)」店長の里一磨(さとにゃん)(@ekot_SATO)さんに、制作の経緯を聞いてみました。

誕生のきっかけは、「工房の機材を使った特殊なプリントをあれこれ試していたら、思いつきの中で出来上がりました」とのこと。

ekotで作っているグッズのテーマは、「コミュニケーションのきっかけになるような、 見た人が、ほんのちょっとだけ気になりそうなデザイン」なのだそう。今回、「見にくいアヒルの子」のトートバッグがバズったことでたくさんのコミュニケーションが生まれたのは、まさにテーマ通りですね。

トートバッグのほかにも「見にくいアヒルの子Tシャツ」や、

  • (@ekot_ROBOTより引用)

過去に何度かバズっているという「注射こわいTシャツ」など、思わず脱力してしまう面白アイテムが勢ぞろい。

  • (@ekot_ROBOTより引用)

こうしたデザインがツボという人は、ぜひグッズのラインナップをチェックしてみてはいかがでしょうか。