パウダーファンデーションは種類が豊富でメイクが苦手な人でもパパッと手軽に塗れるので大変人気の高いアイテムです。

その一方で、ファンデーションが浮いて粉吹き肌になり、困った経験はありませんか?

この記事ではファンデーションの粉吹きの原因とスキンケア方法、密着度が高くなるメイク術と粉吹き肌になってしまったときのメイク直しの方法をお伝えします。最後まで読んで、スキンケアやメイクに役立ててくださいね。

  • ファンデーションの粉吹きを防ぐには?

    ファンデーションの粉吹き対策をご紹介します

ファンデーションが粉吹きする原因はなに?

ファンデーションをつけた瞬間はピタッと密着しているのに、少し時間が経つと口や目の周り、頬が粉を吹いてしまうのは肌が乾燥しているサインです。具体的に注意すべきポイントを解説します。

ファンデーションが粉吹きする原因1. 紫外線によるもの

紫外線はシミやそばかすの原因というイメージがありますが、肌のバリア機能にも大きな影響を与えます。紫外線を受けると、バリア機能が低下して肌の水分が蒸散しカサつき・粉吹きにつながるのです。

日焼けをしたらすぐに保湿した方がいいと思われていますが、日焼け直後に保湿するときは注意が必要。なぜなら、日焼け後の肌は軽く火傷をしている状態だからです。

赤みがあるときはぬれタオル、刺激の少ないシートマスク、または保冷剤をハンカチで巻いたものをあてて落ち着かせるのがポイントです。その後、化粧水で丁寧にハンドプレスします。肌が落ち着いたら、アルブチン、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸など美白有効成分が含まれた化粧品を使ったアフターサンケアをして、粉吹きしないうるおった肌を目指しましょう。

ファンデーションが粉吹きする原因2. 誤ったスキンケア

朝に保湿をしすぎるとファンデーションがよれるし、下地もつけるからメイク前は化粧水だけで大丈夫だと思っていませんか?

寝る前に保湿をしたからといっても、朝になって洗顔をすれば、肌のうるおいを守る皮脂や天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質などが洗い流されて肌は乾燥に傾きます。乾燥した状態の肌にファンデーションを塗ると、粉吹きをすることが多くなってしまうのです。

さらにその乾燥状態が続くと、今度は皮膚が油分を補おうとし、過剰に皮脂が分泌させるので、べたつき肌に悩まされてしまうことも。

また、昼間は紫外線を浴び、うるおいが逃げやすい状態になるため、どんなに忙しくても朝のスキンケアの手抜きはNG。メイク前だからといって化粧水だけで済まさず、乳液やクリームなどできちんとフタをし、一日中うるおい肌をキープして粉吹き対策をしましょう。

ファンデーションが粉吹きする原因3. 湿度の影響

肌は湿度からも影響を受け、空気が乾燥しているとカサつきが生じます。最適な湿度は65~75%といわれ、湿度が50%を下回ると皮膚の水分が蒸発し乾燥が進むので気をつけてください。

冬は寒さや風の冷たさの影響で湿度が下がり、乾燥することが一般的に知られていますが、夏も同様に注意が必要です。クーラーをつけると部屋の湿度が下がり空気が乾燥するので気が抜けません。

普段からエアコンの風向きに注意して、風が直接顔に当たらないように気をつけてください。カサつきが気になるときはミストがおすすめです。職場や出先で肌の乾燥を感じたらミストをひと吹きしましょう。

ファンデーションが粉吹きする原因4. 生活習慣の乱れ

食生活の偏り、睡眠、ストレスはターンオーバーの乱れにつながり、肌の健康を妨げるため、乾燥肌の原因になることも。

食生活が乱れている人は、肌や髪の元となるタンパク質、抗酸化の働きがあり皮膚や粘膜の健康をキープするビタミンA、抗酸化やコラーゲンの合成、紫外線によるダメージを軽減するビタミンCを取り入れて食事に気をつけましょう。鶏の胸肉やブロッコリー、イチゴなどに含まれているので、積極的に取り入れてください。

睡眠不足のときは就寝時にラベンダーなどのアロマを焚くと睡眠の質が高まり、成長ホルモンを促します。ストレス解消にもなるので一石二鳥です。できるところから始めて肌サイクルを整えましょう。

  • ファンデーションの粉吹きを防ぐには?

    ファンデーションの粉吹きの原因をご紹介しました

正しいスキンケアで粉吹き対策しましょう

ファンデーションが粉吹きしないようにするためには、肌にうるおいを与えることがカギとなります。アイテムの使い方やスキンケアのポイントをチェックしてみましょう。

ファンデーションの粉吹きを防ぐスキンケア1. クレンジング・洗顔

肌が乾燥しているときはクリームタイプのクレンジングがおすすめです。濃い目のアイメイクや口紅をつけているときはポイントメイク落としを使ってください。メイクの汚れが残っていると肌荒れにつながりますので、細かい部分はコットンの角や綿棒を使って綺麗に落としてくださいね。

洗顔フォームを使うときはもこもこの泡を作り、ゴシゴシこすらないように注意して洗っている方も多いと思いますが、それに加えてもう一つ気をつけたいことがあります。それはお湯の温度です。

熱いお湯で洗顔すると肌に必要な分の水分・油分まで洗い流され、乾燥してしまいます。また、温度が低すぎても毛穴の奥の汚れが落ちにくくなるため、32~34度の水温で洗顔するのがおすすめです。

ファンデーションの粉吹きを防ぐスキンケア2. 化粧水

洗顔後は化粧水で肌にうるおいを与えます。乾燥が気になる場合は肌の三大保湿成分、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸が入っているものを選んでください。1回の使用量はメーカーごとに異なりますので、パッケージを確認して適量を使いましょう。

手のひらに化粧水をのせたらハンドプレスしてなじませます。粉吹きしてしまうということは乾燥が進んでいる状態なので、手が肌に吸い付く感覚があるまで重ねて塗るのがおすすめです。

しかし、どんなに化粧水をたっぷり塗っても吸い付きづらいと感じるときがあるかもしれません。これはターンオーバーの乱れにより角質が蓄積され、水分の吸収を邪魔している可能性があります。その場合はスクラブで角質ケアしたあとに化粧水をつけるといいですよ。

ファンデーションの粉吹きを防ぐスキンケア3. 乳液・クリーム

化粧水で保湿をしたら乳液・クリームの出番です。クリームは化粧水で水分補給した肌に油分を補う働きがあります。保湿力の高い成分として代表的なものはヒアルロン酸、セラミド、グリセリン、コラーゲン。天然由来の成分ではシアバター、スクワラン、ホホバオイル、オリーブオイルなどがあります。

使用量が少なすぎると、肌に塗るときに摩擦が起きやすく肌に負担がかかってしまいます。一方で使用量が多すぎてもべたつきの原因になります。パッケージに書かれている量を目安に、調整しながら使うように心がけましょう。

塗り方のポイントは、手で乳液・クリームを温めてから塗ること。伸びがよくなり、肌への密着度も高まります。おでこや頬など広い部分からなじませ、ファンデーションの粉吹きがしやすい目や口の周り、頬を中心に丁寧に塗り込んで保湿しましょう。

  • ファンデーションの粉吹きを防ぐには?

    ファンデーションの粉吹きを防ぐスキンケア方法をご紹介しました

粉吹き乾燥肌さんのためのメイク術

ここではリキッドタイプのファンデーションを使ったメイク術をご紹介します。粉吹きの心配がないナチュラルなツヤ感のある仕上がりになりますので試してみてください。

ファンデーションの粉吹きを防ぐメイク術1. 保湿力のある下地を塗る

粉吹き肌から卒業するためには化粧下地を使って乾燥しない土台作りが大事です。クリームや日焼け止めを塗っているから下地はいらないといった話も聞きますが、下地は必要です。クリームや日焼け止めは乾燥や紫外線から肌を守る役割をしても、ファンデーションを肌に密着させる働きがないものも多いからです。

密着力のある保湿タイプの下地を使うと、肌にうるおいを与えファンデーションの持ちをよくしてくれます。日焼け止めの機能を併せ持つものを選ぶと、日焼け止めを塗る手間が省けるので便利です。

保湿対応以外にも、赤みやクマなどの色ムラを補正するコントロールカラー下地や、毛穴をカバーしたりテカりや皮脂崩れを防いだりするタイプもあります。粉吹き対策にプラスアルファして、自分の理想の肌に近づける下地を選びましょう。

化粧下地の基本の塗り方

1.パッケージに表示されている使用量を手に取り、おでこ、鼻、アゴ先、こめかみ、頬の順に下地を置きます
2.中指と薬指を使って顔の内側から外側に向かって顔全体に広げていきます
3.小鼻や目の周りなど細かい部分は薬指で軽くトントンしながら塗り込んで密着させます

少しの工夫でメイクの仕上がりがレベルアップしますので、取り入れてみてくださいね。

ファンデーションの粉吹きを防ぐメイク術2. リキッドファンデーションを塗る

肌の表面がカサつきや時間が経つと粉を吹いてしまうのを防ぐためには、リキッドファンデーションを使うのがおすすめです。オイルや美容液成分が含まれているタイプは保湿力が高く、粉吹き対策にぴったり。カバー力の高いものを選ぶとシミやそばかすを目立たなくさせ、いきいきとした印象に仕上がります。

機能と同じくらい大切なのが色の選び方です。標準色を選べば間違いないと思われるかもしれませんが、肌の色は十人十色です。顔と首に色の差があると、顔が浮いている印象になります。肌の色は日焼けやスキンケアの方法によって日々変化しているので見直しが必要です。

ファンデーションを試すときはフェイスラインと首の境目に塗り、なじむ色を選ぶのが正解です。買い換えのときに試してみてくださいね。

リキッドファンデーションの基本の塗り方

1.パッケージに表示されている使用量を手に取り、おでこ、頬、アゴ先の順にファンデーションを置きます
2.中指と薬指を使っておでこや頬の広い部分から細かい部分へと塗り広げます
3.小鼻や目の周りなど細かい部分は中指で軽くトントンしながら優しくなじませます
4.鼻はメイクが崩れやすいので、最後に塗って薄付きに仕上げるのがポイントです
5.塗りムラが生じたときはパフでポンポンしながら整えると上手に仕上がります

ファンデーションの粉吹きを防ぐメイク術3. フェイスパウダーを重ねる

フェイスパウダーはファンデーションの仕上げとして使用するアイテムです。

固形状のものはプレストパウダー、粉末状のものはルースパウダーといいます。マットな仕上がりにしたいときはプレストパウダー、ツヤ肌になりたいときはルースパウダーというように使い分けがおすすめです。

ファンデーションを崩れにくくするため、化粧直しの回数を減らしたい人のマストアイテムです。パフを使うとふんわり感が演出でき、ナチュラルな印象にしたいときやリキッドファンデーションのツヤ感を残したいときはブラシを使ってくださいね。

以下では、使うのが難しいルースパウダーの塗り方を解説します。

パフを使ったルースパウダーの塗り方

1.パフを容器に入れた状態で軽く振ります
2.容器のフタをあけて、ルースパウダーをパフに含ませます
3.おでこや頬の広い部分から細かい部分へとゆっくりフィットさせます
4.小鼻のワキや目の周りのくぼみはパフを折りたたんでパウダーを塗ります
5.パウダーを塗りすぎた部分がブラシでサッと落とすと均一になります

ブラシを使ったルースパウダーの塗り方

1.パウダーをフタやティッシュに出して、ブラシにパウダーを含ませます
2.つけすぎたときはティッシュや手の甲にブラシをのせて調整します
3.顔の中心から外側にブラシをくるくる動かしながら広げて仕上げます

ファンデーションの粉吹きを防ぐメイク術4. ミスト化粧水を吹きかける

ミスト化粧水はベースメイクをピタッとフィットさせるアイテムです。ベースメイクが完成したあとにひと吹きして使います。朝の美しい仕上がりをキープして、乾燥による粉吹きに役立ちます。

ファンデーションによる粉吹き対策をしたいときはうるおいがチャージできる成分が入っているかどうかも購入ポイントのひとつ。アミノ酸、ヒアルロン酸、セラミドの保湿成分が配合されたものがおすすめです。

エタノールやメントールが入っているものは肌がスッとして気持ちがいいのですが、乾燥肌にはあまり向いていません。肌の状態によっては刺激を感じるケースもあるので注意しましょう。

肌がデリケートになっているときは、「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み」と表記されているものであれば肌に負担がかからないか既にテストをされているものなので、購入時の参考にしてみてください。

ミスト化粧水の基本のつけ方

1.ミストを肌から20~30センチほど離します
2.かけすぎないように注意しながら、顔全体にシュッとひと吹きします
3.乾燥するまで待ちます

  • ファンデーションの粉吹きを防ぐには?

    ファンデーションの粉吹きを防ぐメイク方法をご紹介しました

ファンデーションが粉吹きしたときのメイク直し

粉吹き対策メイクをしても、紫外線やエアコンの影響を受け、気付いたら粉を吹いていたということもありますよね。そんなときに困らないよう、応急処置を覚えましょう。

用意するものは乳液、綿棒もしくはコットン、ミスト、化粧下地、パウダーファンデーションです。

粉吹きしたときのメイク直し1. 余分な皮脂やファンデーションをティッシュオフ

ティッシュを顔に優しくあてて、余分な皮脂とファンデーションを取り除きます。さらに、綿棒やコットンに乳液をつけて、粉吹きしている部分を綺麗に拭き取ってください。

粉吹きしたときのメイク直し2. ミストを顔に吹きかけて保湿する

ミストを肌から20~30センチほど離してスプレーし、肌にうるおいを与えます。 かけすぎるとべたつきますので気をつけましょう。

粉吹きしたときのメイク直し3. ファンデーションをのせて整える

化粧下地を少量取り、肌になじませます。きちんとなじんだらファンデーションをスポンジにのせポンポン優しく押さえて整えます。

  • ファンデーションの粉吹きを防ぐには?

    ファンデーションが粉吹きしてしまったときのメイク直し方法をご紹介しました

粉吹き知らずのうるおい肌を目指しましょう

ファンデーションの粉吹きは肌の乾燥が原因です。朝のスキンケアは化粧水だけで済まさず、乳液やクリームでしっかりフタをするのがポイントです。また、紫外線やエアコンの風に当たらないように注意するだけでも粉吹きしにくい肌に近づけます。

パウダーファンデーションで粉っぽくなっている人はリキッドタイプに変えてみるのもおすすめです。化粧下地を見直すのもいいでしょう。

粉を吹いてしまったときの応急処置も身につけて、ツヤのあるうるおい肌を目指しましょう。