JR東日本千葉支社は15日、特急「わかしお」「さざなみ」(1972年7月15日に運行開始)が今年で運行開始50周年を迎えることから、感謝の気持ちを込め、ラッピングトレインの運行やオリジナルシールのプレゼントなど各種イベント・企画を実施すると発表した。
ラッピングトレインは、特急「わかしお」「さざなみ」の車両E257系1編成(5両編成)を使用し、運行開始50周年を記念したラッピングを施して7月16日から運行開始。2023年3月中旬まで運行を予定している。車内の座席に運行開始50周年記念ロゴ入りの専用ヘッドレストカバーを取り付ける(1万枚を準備し、なくなり次第終了)ほか、懐かしのヘッドマークと写真も展示する。運転日時や区間は公表せず、「ご乗車の際のサプライズ感をお楽しみください」とのこと。
ラッピングトレインで外房線・内房線を1周する団体臨時列車も運行される。7月16日出発で、JR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトにて6月15日14時から販売開始。旅行代金はおとな2万2,000円・こども1万7,500円。台紙付き乗車記念硬券、オリジナルサボプレート、特製掛け紙付き弁当といった限定グッズが用意され、沿線地域のお土産も付く。
7月15日から8月31日まで、特急「わかしお」「さざなみ」に乗車する小学生以下の利用者を対象に、これまで「わかしお」「さざなみ」に使用した車両等をイメージしたオリジナルシールのプレゼント(1人1枚)も実施。対象列車は「わかしお」「新宿わかしお」「さざなみ」「新宿さざなみ」の全列車で、対象列車内にて乗務員が配布する。
これらの他にも、7月2日に大網駅移転開業50周年祭、7月15日から9月30日まで「わかしお・さざなみモバイルスタンプラリー」を行うなど、沿線の人達と連携したイベントが予定されている。