「熟成和牛焼肉 エイジングビーフ」などの飲食店を手掛ける新和が、熟成黒毛和牛をブレンドした牛肉100%のレアハンバーグ定食専門店「釜元はん米 中目黒店」を6月3日にオープン。昨年夏、恵比寿にオープンした牛タン定食専門店「釜元たん米衛」が行列のできる人気店となっているだけに、今度のお店もきっと美味しいに違いない! ということで、オープン前日の試食会でひと足お先に味わってきた。
■釜元はん米衛 中目黒店とは
「釜元はん米衛 中目黒店」の場所は、中目黒駅から徒歩2、3分。和の落ち着いた店内にはカウンター、テーブル合わせて28席。厨房をぐるりと囲むカウンター席に座ると、通り沿いのガラスから日差しが入ってきて心地よい雰囲気。店内奥には、コロナ禍に合わせて対面ではなく横並びに座れる2名用テーブルが5席ある。
恵比寿のお店同様に、「定食以上割烹未満」をテーマにしており、上質な料理を提供しつつ、気軽に立ち寄れる親しみやすさを兼ね備えているお店作りはちょっと贅沢ながら働く庶民の味方といった感じ。
■誰でも食べやすいメニュー設定
メインとなるのは、黒毛和牛を3週間以上ドライエイジングした熟成肉を使用する「熟成和牛レアハンバーグ」。定食メニューは「熟成和牛レアハンバーグ定食」(180g 1,800円 / 210g 2,000円 / 240g 2,200円)と、「熟成和牛レアハンバーグ&とろけるカマンベールチーズ」(180g 2,200円 / 210g 2,400円 / 240g 2,600円)の2種類が用意されている。ハンバーグのサイズは180g、210g、240gの3種類。30g(200円)ずつ追加注文することも可能なので、モリモリ食べたい人も、小食な人も自分に合わせた量を選べるところが嬉しい。
また、名物のお惣菜もだし巻き卵、明太子、とろろに那須の揚げ浸し、肉じゃが、紅スジコの醤油漬け……といった10種類以上から好きな小鉢を2つまで無料でチョイスできる(追加注文は1皿100円)。
そして、お店の売りはなんといっても1人ずつの釜で炊くごはん(0.7合)の美味しさ。京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」が選び抜いたブレンド米を使用しており、注文後に釜で炊き上げている。
■早速いただきます!
カウンターから厨房でハンバーグが焼かれる様子や釜でお米を炊き上げている様子を見ているうちに、空腹限界突破。早速、「熟成和牛レアハンバーグ&とろけるカマンベールチーズ」をいただきます!
お盆にのせられた釜の蓋を取ると、ふわ~っと香る炊き立てのお米の匂いがたまらない。見た目のツヤツヤ加減を見ているだけでお腹が鳴る。思わず、ハンバーグを食べる前にまずごはんをひと口。味、食感、香り、ツヤ、すべて格別で美味しい! ちなみに、ごはんをお茶碗によそったら釜の蓋はマメに閉めながら食べると、より美味しく食べられるそうだ。
熟成和牛レアハンバーグは、厨房で焼いてから溶岩プレートにのせられて登場。かなりレアな状態で、お好みの焼き加減にしてからいただく。
隣には、カマンベールチーズがふつふつとアツアツ状態で待機中。ハンバーグをお皿に移し、スプーンでカマンベールチーズをすくって、とろ~りとかけてからパクッ。熟成したお肉の旨味とチーズの濃厚さが相性抜群。
オリジナル醤油ベースのステーキソースをかけてからごはんの上にのせて一緒に食べると、粒立ちの良いお米に肉の味がしみわたり、さらに美味しさ倍増。なお、ごはんは一回無料でおかわりOK。おかずとごはんの配分を考えずにモリモリ食べられるのは最高だ。卓上にはピリ辛味の自家製「食べるタンラー油」、さっぱりとした「食べる醤油」もあり、ごはんが進む要素が多すぎるぐらいだ。
11:30~22:00の営業なので、仕事でお昼ごはんが遅くなったときにも時間を気にせず来店できるのはポイントが高い。仕事をがんばったご褒美に、ちょっと贅沢なランチとしてはもちろん、ちょい飲みしたり夕食にもおすすめだ。
■Information
「釜元はん米衛 中目黒店」
【場所】東京都目黒区上目黒1-6-5 森ビル1B
【営業時間】11:30~22:00(L.O.21:00)
【定休日】第2月曜日