観葉植物やガーデニングの水やりに大活躍のDAISO商品「加圧式霧吹き(ペットボトル用)」(税込110円)。500ml以上のペットボトルでキャップとネジが合えば使えるというもの。園芸コーナーで売られている商品ですが、なんと、他の用途にも大活躍するとネットで話題なのです!そこで、どんな場面で活躍するのか、実際に試してみました!
霧からジェット噴射まで! 加圧式霧吹きの基本的な使い方
まずは形状のご紹介です。本体のチューブ差し込み口に付属のチューブを差し込みます。チューブの長さは2リットルのペットボトルに入れてもちょうどいい長さでした。500ml以上のペットボトルに使えるので、ペットボトルのサイズに合わせてチューブの長さをカットして使用します。
使い方も簡単です。ペットボトルに水を入れて、キャップを閉めるように本体をセットします。セットしてからT字の部分を15~20回ほど引くと、ポンプの加圧力でレバーを押すだけで霧が出るという仕組みです。30秒ほどは霧が出続けました。霧の状態が弱くなったら再加圧して使用します。
便利だなと思ったのは、先端のノズルを右や左に回すことで、霧からジェットまで水の出方が調整できるという点です。これだけ高機能なのに、お値段が110円(税込)というのも驚きのポイントなのです。
霧タイプは、花壇や観葉植物など、ガーデニングへの水やりに便利だなと思いました。さすが、園芸コーナーの人気商品です。
ホースを延長して使うのも大変な場所がありますし、ジョウロに水を入れて運ぶときも、移動中に溢れてしまわないかと心配になりますが、ペットボトルに水を入れて好きな場所に運ぶだけなので、準備も片付けもとても簡単です。霧タイプで水やりをしていると、「雨が降ったみたいだね~」と子どもたちも喜んでくれました。
「まるで高圧洗浄機」の噂は本当!?
この『加圧式霧吹き』、ネットで話題になっているのが、高圧洗浄のような使い道もあるよということ。実際に使ってみるまでは、「いやいや、110円の園芸商品でそれは無理でしょ」と思ったのが正直な印象でした。しかし、実際にジェット機能を使ってみたら「もしかしたら、もしかして!?」という淡い期待も出てきました。
ということで、本来ならばお見せできるようなものではないですが、我が家の汚い外タイルと玄関ドアの汚れで検証してみることにしました。
写真中央にある真っ黒な汚れのかたまり、これは高圧洗浄機で洗い落とさないといけないなと思いつつ、面倒なので放置してきた汚れです。この頑固そうな汚れで試してみることに、ジェット噴射で汚れ目掛けて水をかけます。
すると、どうでしょう。なんと、あの頑固そうな汚れが剥がれ落ちてきているのが見えるでしょうか!? もちろん、本物の高圧洗浄機のような勢いを期待すると、物足りなさはあるかもしれませんが、110円でここまでキレイになるなら十分満足。ここまで高圧洗浄機を運ぶ手間や、ホースを引いてホースで洗い流す手間を考えると、なんて簡単な方法なんだろうと思いました。
他にも、玄関の汚れをシューっと流すことができました。
噴射の勢いが弱くなると、加圧し直さないといけないので、その点は少し手間はかかりますが、シュポシュポとポンプを加圧するのは、ストレス発散にもなるような気持ちのよさで、加圧した後に、勢いよく水が出てくれると、見ていてスッキリしました。
園芸だけでなく、お掃除でも活躍してくれるなんて、とても優秀な商品で驚きです。
アウトドアにも活躍の予感!
これからの季節、海水浴やキャンプなど、アウトドアへお出かけすることも多いと思います。この「加圧式霧吹き」なら、ペットボトルに水を入れるだけで使用できますし、持ち運びも簡単なので、水道が近くにないところなどで、サッと手を洗ったり、足を洗ったりするのにも使えそうだなと思いました。電力なども使いませんので、災害時の手洗い時などにも使えるかもしれません。
この夏のレジャーのお供にしてみてはいかがでしょうか。思わぬところで活躍してくれるかもしれません。
※使用の注意事項には「子どもの手の届かないところで使用・保管するように」と記載されています。今回、操作は筆者がしていますが、写真を撮るタイミングだけ、子どもが手を添えてくれています。