シチズン時計は5月31日、「新成人の意識と時間」に関する調査結果を発表した。調査は4月4日~6日、4月1日で新たに成人となった18歳〜19歳の男女400名(18歳男性49名、19歳男性151名、18歳女性58名、19歳女性142名)を対象にインターネットで行われた。
新成人として大切にしたい時間を教えてもらったところ、1位「勉強の時間」「仕事やアルバイトの時間」(ともに39.5%)がトップに。次いで「睡眠時間」(29.3%)、「趣味の時間」(26.5%)、「ひとりで過ごす時間」(23.5%)と続いた。
また、「成人」として持ちたい心構えを聞くと、「行動に責任をもつ」(58.3%)がダントツトップに。そこで「選挙に行きますか?」と尋ねたところ、79.2%が「はい」と回答した。
続いて、「成人」になると個人の責任でできることが増えることについて、最も関心のあることを聞いたところ、「クレジットカードを作る」(32.5%)が1位に。広がるキャッシュレス決済や、その利便性から関心が高いよう。次いで「一人暮らしの部屋を借りる」(11.5%)、「選挙に行く」「結婚」(ともに11.3%)、「携帯電話の契約」(9.5%)という結果に。
また、理想的な社会の姿を教えてもらったところ、「自分らしく生きられる社会」(33.5%)や「経済的に豊かな社会」(31.8%)、「平和な社会」(28.5%)を望んでいることがわかった。
次に、友人とのコミュニケーションについて調査を行った。その結果、コロナ前は「対面」が71に対し「ネットを介した」が29という比率だったが、コロナ禍でネットを介したコミュニケーションが増加し、「対面52:ネット48」と拮抗。理想とするコミュニケーション比率を聞くと、「対面65:ネット35」となった。
最後に、「もしも1日の時間が25時間だったら、あなたは増えた1時間を何に使いたいですか?」と尋ねたところ、「あと1時間ゆっくり寝たい」(32.0%)が最多となった。