女優の永野芽郁が主演を務める映画『マイ・ブロークン・マリコ』(2022年秋公開)の特報、ティザーポスターが25日に公開された。
同作は平庫ワカの同名コミックの実写化作。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野芽郁)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出ることに。
特報映像では、シイノの思いつめた表情、無謀にもマリコの父親(尾美としのり)に闘いを挑む必死さ、マリコを想い荒々しく走り続ける姿が映し出される。タナダユキ監督は永野について「シイノの衝動を、シイノの感情を、無様さを晒せる最高に格好いいシイノという一人の人間のデコボコとした魅力を、余すところなく表現できると感じた」と語り、映像にもそんなシイノの魅力が詰まっている。永野が「初めてマリコになった奈緒ちゃんを見て感動しました」と言うように、一瞬の笑顔で心を揺さぶるマリコの姿も。親友マリコを突然失ったシイノの衝撃、悔しさや怒り、悲しみ、マリコへの強い思いがうごめく、疾走感あふれる仕上がりとなっている。
ティザーポスターは2種類で、マリコの遺骨を抱いたシイノの表情が印象的な1枚と、マリコの実家のベランダから遺骨を抱え飛び降りるシイノの姿を切り取った1枚。デザインはグラフィックデザイナーの大島依提亜が担当した。
(C)2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会