JR九州は18日、西九州新幹線開業後、10月から「36ぷらす3」の月曜日ルートを新たなルートで運行すると発表した。博多~長崎間を往復する現行の月曜日ルート「金の路」について、最終運行日は2022年9月19日とされた。

  • 長崎駅に到着した「36ぷらす3」(2021年7月の報道関係者向け試乗会にて撮影)

「36ぷらす3」の月曜日ルート「金の路」は現在、往路を博多駅11時6分発・長崎駅15時38分着、復路を長崎駅17時30分発・博多駅21時5分着で運行。途中の佐賀駅と肥前浜駅に停車し、往路の肥前浜駅でおもてなしも行われる。復路は同列車唯一のディナータイム運行となっている。

西九州新幹線の開業に伴うルート変更のため、博多~長崎間を走行する「36ぷらす3」を体感できる機会は残りわずかに。終着駅となる長崎駅では、長崎の秋季大祭「長崎くんち」での掛け声「もってこ~い!」など、長崎らしさを盛り込んだJR九州社員考案のオリジナル振付による見送りを行うほか、「長崎駅×36ぷらす3」オリジナルのフォトパネルでの記念撮影といった独自の取組みも。不定期で「JA全農ながさき」による特産品販売やプレゼントも行っているという。

  • 長崎本線を走る「36ぷらす3」。西九州新幹線開業後、江北(現・肥前山口)~諫早間は上下分離方式による運行となる

  • 「36ぷらす3」月曜日ルートの終着駅となる長崎駅でおもてなしも

なお、「36ぷらす3」の新月曜日ルートの行先・時刻など、詳細については決まり次第、改めて発表するとのこと。