俳優・松尾諭が自らの波瀾万丈なサクセスストーリーを描いたエッセイをドラマ化した『拾われた男』が、6月26日よりDisney+(ディズニープラス)「スター」で見放題独占配信されることが13日、発表された。また、ティザービジュアルが公開された。
本作は、ウォルト・ディズニー・ジャパン(以下ディズニー)とNHKエンタープライズ(以下NEP)が共同制作。ディズニープラス向けのコンテンツとして日本国内の制作会社との初の共同制作作品となる。全10話で、6月26日から毎週1話ずつ配信される。
持ち前の人を惹きつける魅力と強運で、他人に“拾われる”ことで人生を切り開く主人公・松戸サトルを演じるのは仲野太賀、その兄タケシ役には草なぎ剛。サトルの運命の女性である比嘉ユイは伊藤沙莉が演じる。
監督は、NHK連続ドラマ小説『あまちゃん』、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の井上剛氏が務め、脚本は、映画『百円の恋』『喜劇・愛妻物語』の足立紳氏。音楽は、日本アカデミー賞最優秀音楽賞に輝いた『竜とそばかすの姫』や『モテキ』、『全裸監督』シリーズの岩崎太整氏と、ジャズバンド・SOIL&“PIMP”SESSIONSの社長をはじめ、日本を代表する豪華アーティストによるスペシャルバンド“Lost Band Found”がオリジナル楽曲を手掛ける。
売れない役者・松戸サトル(仲野太賀)が自販機の下に落ちていた1枚の航空券を拾うところから始まるストーリー。サトルと個性豊かな人々との縁が紡ぐ予測不能な出来事、そして運命の女性との出会い―人生がようやく軌道に乗り出したころ、突然の1本の電話により、アメリカに渡ったきり音信不通であった兄タケシ(草なぎ剛)が倒れたということを知り、兄を迎えに行くためアメリカに旅立つ。他人に拾われ続けて人生を切り開いてきた男が、今度は兄を“拾う”べく、旅立つのだが、アメリカでは彼の思いもよらない、さらに多くの出会いが待ち受けていた…。本作は松尾諭の“すっごい実話”に基づいた笑いあり涙ありのヒューマンドラマとなっている。
役者を目指して上京したサトルは、オーディションにすらたどり着けない、鳴かず飛ばずな日々を送っていたが、ある日、自販機の下で偶然見つけた航空券を“拾った”ことで、人生が大きく動き出す。『拾われた男』初のビジュアル解禁となるティザービジュアルは、そんな物語の始まりにフォーカスを当て、仲野太賀演じる・サトルが自販機の下に落ちている航空券を拾う姿が収められている。
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