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【この記事のエキスパート】
空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

空間デザイン・DIYクリエイター:網田 真希

「インテリア空間デザイン」「スタイリング」「写真」「テレビ撮影」「監修」「執筆」などフリースタイルにて幅広く活動中。

予算100万円で自身が住む自宅をフルリノベーション、古材、流木などを使った家具作りが話題となり、様々なメディアにて取り上げられている。

幼少期から物作りが好きで、何でもまず作ってみる、やってみる精神、そんな好きが高じて、趣味から現在のお仕事に発展。


愛車についてしまったキズをきれいに消すことができる車用コンパウンドの選び方とおすすめ商品をご紹介していきます。コンパウンドはキズだけでなく、水垢や頑固な汚れも落とせるとても便利なアイテム。この記事を参考にして、自分にぴったりのコンパウンドを見つけてください。

車用コンパウンドとは

出典:Amazon

コンパウンドとは、広く研磨剤のことをいいますが、車用のコンパウンドに限っていえば、車についてしまった細かなキズ、浅いキズを「目立たなくすることができる」研磨剤のことを指します。コンパウンドはあくまでも研磨剤なので、車についたキズを消すことはできません。車の表面にできてしまったキズ(ボディの凹凸)を研磨し、なだらかにすることで、キズを目立たなくするものです。

車用コンパウンドのメリット

出典:Amazon

車用コンパウンドのメリットは、大きく2つになります。

●誰でも簡単にキズが消せる
●お金をあまり掛けずにキズが消せる

ただし、どんなキズでも消せるわけではありません。ボディの塗装は、「下地の層」「ボディカラーの層」「クリア層」の3層構造になっていて、車用コンパウンドを使ってキズが消せるのは、クリア層についてしまったキズまでとなります。

ボディカラーが削れてしまったようなキズは、コンパウンドで消すことはできません。完璧にキズを修復したい場合には、板金・塗装を行ってくれる施工業者に修理を依頼することになります。

コンパウンドの選び方

出典:Amazon

それでは、コンパウンドの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。

【1】研磨する素材にあわせたタイプを選ぶ
【2】使い方にあわせたタイプを選ぶ
【3】研磨粒子の大きさを選ぶ
【4】油溶性と水溶性の特性で選ぶ

上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】研磨する素材にあわせたタイプを選ぶ

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コンパウンドは、研磨する場所の素材により、種類が分かれています。主なものは、ボディ用、ガラス用、プラスチック用の3種類です。それぞれ専用のコンパウンドも発売されているので安心して使うことができます。

商品によっては、ボディにもプラスチックにも使える粒子サイズの小さい商品などもあるので、各商品の説明を確認するようにしましょう。

【2】使い方にあわせたタイプを選ぶ

コンパウンドは、液体タイプ、クリームタイプ、綿タイプの3種類があるので、用途にあわせて選ぶことが重要です。おすすめの場面や特徴をまとめましたので参考にしてみてくださいね。

車のボディなど広範囲の研磨には「液体タイプ」

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液体タイプのコンパウンドは、伸びがよく、均一に研磨できるのが特徴で、磨く範囲が広いボンネットやルーフなどに適しています。また、研磨したときに出てくるカスなどが排出されやすく、キズの位置を正確に把握できるようになります。

ただし、暑い日などは乾きやすく、手際よく作業をする必要があるので初心者は注意しましょう。

ボディの側面や狭い範囲の研磨には「クリームタイプ」

出典:楽天市場

ボディの側面や狭い範囲の研磨には液ダレのしにくいクリームタイプがおすすめ。使い方も布やスポンジにつけて、そのまま磨くだけなのでカンタンです。また、乾燥もしにくいので液体タイプより扱いやすく、はじめてコンパウンドを使う方でも安心です。

しかし、クリームタイプは、広範囲に使おうとするとムラになりやすく、消費量も多くなります。大掛かりな研磨は液体タイプを使った方がいいでしょう。

手軽に使えて磨きにくいところにもOKな「綿タイプ」

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気軽に使えて、磨きにくいところにも活用できるのが綿タイプです。大きな湿った綿が入っていて、自分の使いたいサイズにちぎって調節できます。コンパウンドと布を別々に用意する必要がないので、使いたいときにすぐに使えるのが便利なポイント。ハサミや工具類など、小さいアイテムの研磨でも活躍してくれるでしょう。

ただし、液体やクリームタイプのコンパウンドと比べてしまうと、研磨力は落ちてしまいます。また、キズを消そうと思うと時間がかかってしまうため、注意が必要です。

【3】研磨粒子の大きさを選ぶ

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コンパウンドを選ぶ際には、研磨剤の粒子の大きさにも注目してください。粒子のサイズはμ(ミクロン=マイクロメートル)という単位や粗目・中目・細目・極細目・超極細目(超微粒子)などの種類で表されています。数字が大きい(=粗目に近づく)ほど研磨力が上がります。

【目の細かさを選ぶ目安】

●下地処理など広範囲の研磨など:粗目、中目、細目
●細かいキズや浅いキズなど:細目、極細目
●微細なキズや表面仕上げなど:極細目、超極細目

なお目の粗さの表示は、各メーカーにより設定が異なること、液体やクリームなどのタイプによっても設定が異なるので、購入に際しては、商品ごとに必ず確認するようにしましょう。

【4】油溶性と水溶性の特性で選ぶ

コンパウンドには油溶性と水溶性のものがあります。それぞれ扱いやすさや研磨力が異なりますので、特徴を確認して適したものを選びましょう。

扱いやすさを重視するなら「油溶性」

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油溶性のコンパウンドは扱いやすさが特徴です。滑りがよく、初心者の方でも比較的カンタンに扱えます。

またシリコンやワックスなどのツヤ出し剤などが配合されたタイプなら、研磨と保護、ツヤ出しが同時に行えるので、短時間で愛車をきれいにしたい方におすすめです。

水溶性に比べると研磨力が弱いですが、塗装をできるだけキズ付けないよう作業するには適しています。

研磨力の強さを重視するなら「水溶性」

出典:Amazon

水溶性のコンパウンドは油溶性に比べて研磨力が強く、作業性が高いのが特徴です。広範囲の研磨やキズを徹底的に削り切りたい方などに向いています。

一方で、水分が蒸発して粉になりやすく、扱いが難しいこと、研磨カスが出やすいことがデメリットとして挙げられます。

DIYクリエイターがアドバイス
粒子の細かさに着目!

【エキスパートのコメント】

コンパウンドは、車などについてしまったキズなどを修復する、研磨粒子が含まれた液体やペーストの磨き剤ですが、キズの深さや範囲によって最適な研磨粒子の細かさが変わってきます。用途にあった研磨粒子の細かさを選択しましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)