5月4日公開の映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の声優お披露目イベントが18日、都内で行われ、松下奈緒が声優の三上哲、鬼頭明里とともに登場した。
本作は大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム』のその後を描く、マーベル史上最も予測不能で壮大な戦いを描いたファンタジック・アクション超大作。前作に続いて主人公ドクター・ストレンジの日本版声優には三上哲、ストレンジが唯一心を許せる女性・クリスティーンを松下奈緒が演じており、新キャラクターの声優として多くの話題作に出演している声優の鬼頭明里が物語の核心となる"マルチバース"で大きな鍵を握るアメリカ・チャベス役の日本版声優を担当している。
イベントには、前作から約5年ぶりの共演となった三上と松下が登場。松下は「5年前の前作で初めて声優さんのお仕事をさせていただきましたが、今回もクリスティーン役をいただいてすごく光栄に思っています。『またあるんだ!』と楽しみにしていました」と続編を待ち望んだといい、「今回はクリスティーンの可愛さやチャーミングな部分を変わらず大事にしながら、ストレンジの良き理解者であろうとアフレコに臨みました」と感想を語った。
本作については「クリスティーンとしては、ストレンジとどうなっていくのか気になるところです。今回は本当に感動的で声を入れながら泣きそうになってしまったシーンがたくさんありました」と見どころが満載だという。また、本作からの参加となった鬼頭がイベントの途中から登壇し、「本当に光栄すぎて嬉しい限りですが、ちょっと私の想像を超えたというか、うれしすぎて『マルチバース』の世界に来たのかなという気持ちで精いっぱいやらせていただきました」と初めてのマーベル作品の出演に感激しきりだった。
また、「もし今とは別の世界に自分がいるとしたら、どんな自分でいてほしい?」という質問に松下は「スーパーヒーローになりたいですね。持ち上げたり人を助けたりと現実世界ではできないので、別世界でもう一人自分が存在するならヒーローになりたいです」と願望を。また、知られざる自身の意外な一面を問われて「せっかち」と答えた松下は「別に急いでいる訳ではないんですが、歩くのも早いし撮影が終わって着替えも早いですね。のんびりするなら時間にけじめをつけて後で好きなことをする方が好きなんです。(撮影現場で)『早い! もういない!』ということが結構ありますね。隠すつもりはないんですが隠しきれていません(笑)」と苦笑いも見せた。
「ラーメン屋でアルバイトをしていた」と答えた鬼頭は「上京してからラーメンが食べたくてガチのラーメン屋で忙しなく動いてました。自分が入れるぐらいの寸胴鍋をゴシゴシ洗ったりしてましたね。ただ、計算が苦手で私だけ『鬼頭ちゃんはやらなくていいから』と(レジを)免除されてました(笑)」と明かしていた。
映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、5月4日より全国公開。