歌舞伎俳優の中村勘九郎、中村七之助が、17日(20:00〜)に放送されるニッポン放送『吉崎典子 物見遊山てんこ盛り!〜歌舞伎入門編〜』にゲスト出演する。
同番組は、元フジテレビアナウンサーの吉崎典子がパーソナリティを務め、歌舞伎の魅力をわかりやすく伝える特別番組。勘九郎・七之助とともに、江戸時代から400年以上にわたって人々を楽しませてきた日本が誇る伝統芸能“歌舞伎”の魅力に迫り、身近なキーワードから紐解きながら、歌舞伎の楽しみ方を紹介する。
勘九郎は「面白いもの、良いものを届けたい。初めての方には“観ず嫌い”にはならず、まず観てほしい」と語り、七之助は「歌舞伎を肌で感じてほしい、人それぞれの楽しみを見つけられる、自分の好きなところを見つけてほしい」とメッセージを送る。
そして、父である18代目中村勘三郎さんが他界してからの10年を振り返り、「常にそこにいて、そばにいるような感覚」と表現。「今、お父さんに何か言われるとしたら?」と質問されると、「『早く平成中村座やれよ、どうするんだよ!』と言われそう」と笑いを誘った。
ほかにも、コロナ禍で感じた苦しい日々についてや、次の世代を担う中村勘太郎、中村長三郎への思いなども語っている。