NGAはこのほど、「ペットに関するアンケート」調査の結果を発表した。調査は2021年10月25日、「九十九里ビーチドッグフェスティバル2021」来場者223名を対象に、会場での対面アンケート方式にて行われた。
ペットの月次コストを教えてもらったところ、「1万円~3万円」が最も多く46%。また、「3万円~5万円」(11%)や「5万円以上」(4%)を合わせると、月次「1万円以上」のコストをかけている飼い主は61%という結果に。
特に、60代以上の飼い主では、月次「1万円以上」が8割を超えており、調査では定年近くや定年後の暮らしに若干余裕があることからペットにお金をかける傾向があると見ている。一方、20~50代も、月「3万円以上」の高額をかける割合が1割〜2割弱の一定数(11~19%)存在していることがわかった。
続いて、ペット関連サービスの利用状況について調査を行った。その結果、ペットサロンの利用経験がある人は86%。利用頻度は「月に1回」(48%)や「2~3カ月に1回」(25%)が多く、利用単価は「5,000〜1万円」(47%)が主流。
また、ペット保険を利用している人の割合は79%。費用は「3,000~5,000円」(38%)や「1,000~3,000円」(31%)が7割弱を占め、保険選びのポイントは、「保険料」が67%と最も多く、次いで「保証範囲」(26%)が続いた。
さらに、ペットOKのレストランの利用経験を聞くと、92%もの人が「ある」と回答。しかしながら、そのうち64%が「一緒に行ける施設情報の不足」に悩んでいることがわかった。
ペット用品の購入ルートに関しては、どの年代でも「ペットショップ」が最多となっているが、その割合は概ね年代が上がるに連れ高い傾向に。一方、若年層では「EC」(10代50%、20~30代20%)の利用率も高いことが見てとれた。