JR西日本と日本旅行は5日、より多くの人に鉄道の魅力を伝えることを目的に、吹田総合車両所の車両見学ツアーを企画し、5月22日に午前の部と午後の部の計2回を実施すると発表した。
2021年11月に操業開始100周年を迎えた吹田総合車両所(前身 : 吹田工場)を社員の案内・解説で見学できるほか、指定時間内で案内する行程の中で自由に撮影を行える。屋内では車両の改造工事や定期検査途中の車両を撮影でき、屋外では検査前または検査完了後の車両や、車両を移動させるための事業用車両を撮影できるという。
吹田総合車両所の食堂に懐かしのヘッドマークを展示し、北陸本線を長年支えた「クロ681-1001」(プロトタイプ / 今年度廃車予定)をはじめ、クモヤ145系、戦前に京阪神間の急行電車として活躍したモハ52001号電車(通称「流電」)などの見学撮影を予定している。
5月22日に午前の部(10時30分から12時30分まで)・午後の部(14~16時)を実施し、各50名を募集する。現地発着プランは大人9,500円・こども(小学生)8,500円で、往復の新幹線や特急列車がセットになった西日本エリア各地発のJRセットプランも用意。ツアーの販売は4月22日15時から開始し、詳細は4月20日頃、日本旅行「赤い風船 関西版」サイトにて発表される。