コーヒーやワイン、シャンパンなど、チョコレートとのマリアージュが楽しい飲み物は色々ありますが、紅茶と一緒に楽しみたくなるチョコレートも。スイーツブランド「toroa(トロア)」が手掛ける「toroBon(トロボン)」は、紅茶をイメージしたボンボンショコラです。

華やかで多層的な香りが楽しい「toroBon」の実食レビューをお届けします。

2022年のバレンタインに合わせて考案された「toroBon」(2,300円)は、「toroa」が手掛ける紅茶「toroaTea」とのマリアージュが楽しめるショコラとして作られたそう。チョコレートと、コーヒーやウイスキーとのマリアージュはよく聞きますが、紅茶と一緒に食べると美味しいショコラ、一体どんな味なのでしょうか。

パッケージはシックなデザイン。箔押しされたロゴも高級感があるので、チョコレートや紅茶が好きな方へのギフトとして贈るのにもよさそうです。

開封すると、お行儀よくならんだ「toroBon」が5粒。色とりどりのドライフラワーやカカオニブがアクセントになっていてかわいい!

そしてこの「toroBon」、「toroa」が手掛ける紅茶「toroaTea」のフレーバーをイメージして作られています。

厳選茶葉とフレーバーを「toroa」が独自にブレンドした紅茶「toroaTea」は、濃厚なチョコレートとベリーの酸味がショコラスイーツのような「ショコラベリー(ダージリンアッサム)」や、瑞々しいマスカットとダージリンをマリアージュした「マスカットライチ(ダージリン)」をはじめ、うっとりしたくなる華やかな香りばかり。1フレーバーずつが個包装になった6袋セット(1,080円)もあるので、「toroBon」と一緒に揃えてみても。

今回は、苺の甘酸っぱさとキャラメルやバニラの香りが濃厚な「キャラメルベリー(アッサム)」と一緒に「toroBon」を楽しんでみることにしました。味わいや香りをイメージしているのか、深みのある色合いがとろけ合うようなパッケージです。

「toroBon」は全部で5種類。それぞれ「toroaTea」とお揃いの名前がつけられています。

  • 左から「toroBon」カカオバニラ、マスカットライチ、白桃フランボワーズ

マスカットや白桃、ベリーなどフルーティーなラインナップが揃うなか、一番王道のチョコレートらしい味わいの「カカオバニラ」は、バニラが香る濃厚でミルキーなミルクチョコ。「toroaTea」を粉末にして混ぜ込んでいるので、チョコレートだけではない深いコクが楽しめます。また味は濃厚ですが、アーモンドプラリネのザクザクとした軽やかな食感がアクセントに。

青紫の花びらが添えられた「マスカットライチ」は、岡山産のマスカットをピューレ状にして混ぜ込んだ、ビターチョコのガナッシュを詰め込んだ一粒。見た目はシンプルですが、ひと口食べると濃厚なマスカット香りに驚くはず! 爽やかな香りが初夏を思わせるチョコレートです。

  • 左から「toroBon」カカオバニラ、マスカットライチ、白桃フランボワーズ

フルーツピューレを固めた「パート・ド・フリュイ」とショコラの2層の見た目も楽しい「白桃フランボワーズ」は、ホワイトチョコと「toroaTea」の白桃フランボワーズ煎茶を粉末にして混ぜ込んでいるそう。とろけるようなゼリー食感のフランポワーズのパート・ド・フリュイと、なめらかなショコラが一度に楽しめる「白桃フランボワーズ」は、まるでお皿に盛られたスイーツを食べている気分に。

  • 左から「toroBon」ジンライム、キャラメルベリー

「ジンライム」は紅茶だけでなくお酒とも合わせたくなる大人な味わい。ライムの香りとコクのあるミルクとビターチョコレートを合わせたショコラには、隠し味にオレンジのお酒・グランマルニエを。ゆっくり味わいたくなるビターで奥行きのあるボンボンショコラです。

  • 左から「toroBon」ジンライム、キャラメルベリー

名前もかわいい「キャラメルベリー」は、苺とヘーゼルナッツクランチの層が重なるミルクチョコレート。ブラックベリーとラズベリーを交配した"タイベリー"を隠し味にしており、爽やかで濃厚なベリーの後味にうっとりしそう。なお「toroaTea」の「キャラメルベリー」と一緒に楽しむと、紅茶とショコラのベリーの香りが合わさって、さらに贅沢な気分に。

一粒一粒大切に食べたくなる「toroBon」は、頑張る自分へのご褒美にも、就職や入学など新しい生活を始める方へのギフトにもぴったりな、ちょっと贅沢なボンボンショコラです。「toroa」公式オンラインストアで販売しているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。