――芸能界の仕事で、特に「本気を出す」というのはどんなときでしょうか?

河井:もちろんどの現場も本気ですけど、やっぱり憧れてテレビで見てた(明石家)さんま師匠とかダウンタウンさんとかと現場ご一緒させていただくときは、いつも以上にグッと気合入るというのはありますね。

稲田:『ダウンタウンDX』で、僕が浜田(雅功)さんとしゃべりだすタイミングがかぶってしまうことがあったんですよ。そしたら、浜田さんが「なんやコラ」って感じで「ん?」って(笑)

河井:浜田さんがコーナー締めて「続いては!」って行こうとしたときに、稲田が「その話で言ったら…」ってガチャン!ぶつかったんですよ。あれはピリつきましたねー。

稲田:もう動けなくなりました。

河井:それが結構前半だったのに、そっから収録でほんまにしゃべらなくなりましたから。今まで浜田さんがドッキリを仕掛ける側で、ほんこんさんを思いっきりどついてるとことか、ココリコの田中(直樹)さんを泣かせるとことか見てきてるんで、お笑いでやってくださっているっていうのも分かってるはずなんですけど、それでもちょっと怖いです(笑)

稲田:当事者じゃなくても怖いでしょ?

河井:怖い。端から見ても怖いです。

稲田:俺、直撃。

(一同笑い)

稲田:最初怒られてるって気づかないくらい、「ん?」が速かったんですよ。斬られてるのに気づかないみたいな。だから、本気で挑まないとやられちゃいますね。

■「関東で一番硬いイス」で収録

――では、最後に今回の番組の見どころをお願いします。

河井:いろんなジャンルのいろんな人の本気が見れますし、そのVTRを僕らも一生懸命本気出して見させてもらったので、ぜひご覧いただきたいと思います。

稲田:本当に4つのVTRが全然違うのでぜひ注目していただきたいのと、東京の制作会社さんのオフィスでやってるから、もしかしたら金魚の水槽のポコポコが聴こえているかもしれないです。

――河井さんいわく「関東で一番硬いイス」に長時間座っての収録でした。

河井:そうですね。収録終わって持ち上げてみたら重くもあって、めちゃくちゃ鉄のカッチカチのイスでした。

稲田:ええやつやったんや。