元AKB48の横山由依が9日、テレビ朝日系バラエティ番組『ぺこぱポジティブNEWS』(毎週水曜26:36~※関東ローカル、見逃しあり)に出演し、アイドルに対する持論を述べた。
この日、MCを務めるぺこぱと横山が、売れたいアイドルたちの悩み相談に乗る企画が放送された。アイドルはどんな活動をしていくべきかという話題の中で、横山は「私はアイドルって一番自由な職業だと思ってるんですよね。何をやってもいいというか」と切り出し、「私は29歳で卒業しましたけど、そのときも衣装で制服を着ていたんです。それって普通の29歳はしないこと。それができるアイドルってすごく特殊だけど、何でもOKなので自由を謳歌したほうがいい」と熱くアドバイス。
アイドルたちは「勉強になる!」と声を上げ、松陰寺太勇も思わず「横山先輩すげぇな……響くわ」と感銘を受けた様子。褒められた横山は「ハズいです」と照れ笑いを見せた。
また「売れたと思った瞬間は?」という質問には「いろいろなお仕事に呼んでもらえて、プッシュしてもらえるようになった年は自分でもすごくプレッシャーを感じたのですが、そのとき総選挙(AKB48選抜総選挙)でランクインできて、自分にもついてきてくれている方がいるんだなと自信にはなりました」とファンへの感謝を述べる。そして「やっぱり先輩方がすごすぎて自分の力なんて全くなかったので、売れたなと思うことはなかったけど」と謙虚に語った。
松陰寺が「自分ならAKB48に入れただけで売れたって思う」と話すと、横山は「研究生としてAKB48に入ったんですけど、セレクションというものが3カ月に1回くらいあって、それに落ちたらもう京都に戻るしかないという状況だった」と当時の状況を説明。「17歳くらいの頃、このお仕事を間違ったらもう私は落とされる、と考えながらやっていたので、『AKB48に入れた! やったー!』と言っている場合ではなかった」という横山に、松陰寺とシュウペイは「すごいところで戦ってたんだね」「入ったら入ったなりの苦労があったんだ」と驚いていた。