吾輩は猫である。名前はまだ無いーー。

そんな書き出しから始まる夏目漱石の処女小説『吾輩は猫である』。
猫の視点で綴られるこの作品は日本の近代文学の金字塔として知られていますが、もし猫の心の声が“読める”としたら、どんなに素敵なことでしょう。

そう、ちょうどこんな風に……。

おいおいおいおいおいおいおいおい
#猫
(@Taketter0924より引用)

  • (@Taketter0924より引用)

このツイートの投稿主は「マンチカンのタケ(@Taketter0924)」さん。

そこには「今はこうしてスヤスヤとお昼寝に勤しむ私だが」「実はこの後とんでもないことをしでかすつもりだ」と書かれたコミック調のブランケットの上で、体を丸めてスヤスヤと眠る猫ちゃんの姿が写されていました。

心の声として描かれた文章と寝姿が絶妙にマッチしているせいで、いかにも起きたら何かしでかしそうな気配が。
嵐の前の静けさのようで、もはや「ゴゴゴゴゴ……」という効果音まで聞こえてきそうです。

このユニークな写真はツイッターでも大反響となり、ツイートは2.2万件のリツイート、13.4万件のいいねを獲得(3月8日時点)。コメントも多数寄せられました。

「心の声がただもれですね(笑)」

「反抗予告w」

「猫様のことだから絶対何かやる(笑)」

「可愛い! このタオル欲しい」

他にも、「どんなことをやらかしてしまうのですか楽しみなんですけどwww」「続きが気になる」など、その後の展開を気にかける声も散見されました。

飼い主さんに聞いてみた

では実際に、この後に何が起こったのでしょうか。飼い主の「マンチカンのタケ」さんに直接お話をうかがいました。

ーーこの猫ちゃんのお名前、年齢、性別を教えてください。

タケ、3歳、オスです

ーーちなみに、この後は本当に何かしでかしたんですか? また、普段はどんなしでかしをされているのでしょうか?

この後は特に何もなく夕方に起きてご飯を食べたらまたのんびりと過ごしてました(笑)。
普段しでかすのは、人間の食べ物を盗み食いしたり、襖をガリガリしたりします(笑)。あとはタケが鳴いて子どもを起こしてしまう事もあります……

ーーこの猫ちゃんの性格や可愛らしいと思うところを教えていただけますか?

のんびり屋でマイペースな食いしん坊です(笑)。あまり人懐っこくないのですが、抱っこしたら時々そのまま甘えてくることもあるので、たまに見せるデレデレが愛おしいです!


ちなみにこの面白ブランケットの正体は、人間の赤ちゃん用に作られた「お昼寝コミックブランケット(ekōD Works)」という商品だそうなので、気になる方はぜひチェックしてみては?