BS松竹東急の開局記念スペシャルドラマ『夜のあぐら ~姉と弟と私~』(4月9日21:00~)に、村上虹郎、岸部一徳、南果歩、手塚理美の出演が決まった。

  • (左から)村上虹郎、井上真央、尾野真千子

父親の死に直面した主人公が、遺産相続をめぐる騒ぎに巻き込まれる中で、家族という“つながり”を再発見し、不器用ながらも前を向いて生きていこうとするヒューマンストーリーの同作。主人公・秋子を井上真央、秋子の姉・春子を尾野真千子が演じる。

村上は、生きていくことに冷めているようで、実は家族を大切に思っている弟・雪雄。岸部は、家族を振り回しながらマイペースに生きてきた父親。南は、父の今の「愛人」・ミドリさん。手塚は、主人公たちの実の母親を演じる。

コメントは、以下の通り。

■村上虹郎
脚本を読ませて頂いた段階で、兄弟構成や家庭環境はかなり違えども雪雄との親和性は高いなと感じました。実際現場に行ってみてもそれは変わらずで、無理なくやれた感じがしてます。
やはり末っ子なので自分がこうである!こうありたい!の前に一筋縄ではいかない姉たちや家族たちがまずそこに存在してこその、アンサーとしての雪雄、みたいなところもあって、面白かったですね。
振り返ってみると、今までに出逢ってこなかったタイプの作品かもしれないです。そういう点と、ユニークな先輩方のキャラクターたちが面白いのは間違いないです。

■岸部一徳
野尻監督のとても良い脚本、久しぶりに一緒に演ってみたい人たちとの仕事でした。 開局記念のスペシャルドラマとして良い作品を完成して欲しいです。
新しい局として、松竹らしい、内容のある良いドラマづくりに繋がる事を期待しています。

■南果歩
脚本を一読した後に残った爽快感を、大事にしたいと思いました。 家族の思いや視点が、それぞれバラバラに見えても、不意に心通う瞬間があり、それが今の家族の有り様だとも感じました。 この家族はそれぞれに悩みを抱えてはいるのですが、 どこかユーモラスでもあるところがとても好きです。
現代の向田邦子ドラマとなる期待を持って、 ミドリさんになりたいと思います。
素晴らしいキャスト、スタッフがじっくりと作り上げたドラマです。 きっといろんな世代の方々に共鳴していただけると思います。 ご期待ください。

■手塚理美
「秋子の母」頂いた台本の役名にはそう記されている、、、
名前は何処にもない。
最初は、そうなのね、、、と、思い、撮影を重ねる毎に、そうだったのね、、、と、なり。
そして、、、
そうであって良かった、、、となり、、、
撮影が終わった今は、、、
「秋子の母」を演じる事が出来て静かに嬉しいと思っております。
参加させて頂く事が出来て感謝であります。
この度、BS松竹東急開局記念特別企画ドラマスペシャル『夜のあぐら』に出演させて頂く事になりました。
家族とは?
繋がりとは?
この作品を通じて、ご一緒したキャストの皆様は私の愛おしい家族となりました。
どうぞ、放送を楽しみにしていて下さいませ。

(C)BS松竹東急/角川大映スタジオ