読売広告社は3月4日、都市生活研究所が実施した「Z世代 買い物行動調査」の結果を発表した。調査は2021年10月7日〜11日、4月〜9月の期間に特にこだわりをもって買い物をしたという18歳〜59歳の男女1,100人(Z世代300人)を対象に行われたもの。

  • Z世代が「いい買い物をした!」と思えた商品との出会い 店頭での〈遭遇〉経験率

まず、Z世代が店頭で「いい買い物をした!」と思えた商品と遭遇した割合については、「駅ビル・商業施設内」では18.0%、「路面店」では10.7%という結果となった。コロナ禍の外出自粛が長期化した事もあり、いずれも2019年と比べると大幅に低下している。

「いい買い物をした!」と思えた商品と遭遇率が最も高かったは、「Instagram」(29.7%)であり、2019年に比べても2倍ほどの上昇率であった。

  • Z世代が「いい買い物をした!」と思えた商品との出会い Instagramでの〈遭遇〉経験率

次いで、「Youtube」(25.3%)や「Twitter」(20.0%)も割合が高く、Z世代でのいい買い物の遭遇は全体的にSNSを通じた形が目立つ結果となっている。

  • Z世代が「いい買い物をした!」と思えた商品との出会い 〈遭遇〉タッチポイント TOP3

「店頭」に関しては、いい買い物の遭遇率は低下している一方で、購入の場としては53.0%とコロナ禍以前と変わらず高く支持されている事も分かった。